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木立

後輩は丸いほっぺを光らせて産休という木立へ消える 中井スピカ

『ネクタリン』

 「丸いほっぺ」から、全体的にふっくらした様子を思い浮かべる。また、よく笑顔を見せていたのだろうなとも想像する。
 「木立へ消える」から、後輩の身を案じる気持ちが感じられる。そして、職場に残る身として、仕事を回していく自らの不安もあるのだと思う。