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いつか、誰かに届けばいい。

世の中にはたくさんの情報が溢れ、どれが本当のことかなんて誰にもわからない。人の数だけ『正解』があるのだと知った。

だから、私も綴る。
思ったこと、感じたこと。

私は、私の人生の中で、たくさんの出来事に遭遇し
その度に悩み、迷い、取捨選択してここまでやってきた。
それは、私にとっての『正解』だ。

けれども実際
ひとりで出来たことなんて、なに一つ無いのだ。

悩んだ時、迷った時
私は素直に「助けて」と言えなかった。

ひとりで、探した。
自分にとっての『正解』ってなんだろう、と。

頼りになったのは、インターネット。
たくさんの意見が記された大海原の地図を見て、自分なりに解釈をし
たくさんの物語を紡いで、今に至る。

そうして、ここまでやってきた。
今、私は充実した日々を過ごしている。

好きな人たちに囲まれ、好きな仕事をし、
趣味を充分に楽しんでいる。

いつ死んでも悔いはない、と言うのはこのことだろうかと
最近は思っている。

ここまで来られたのは、
支えてくれた家族や友人はもちろんのこと
自分の考えの軸となるものをインターネットの海に記してくれた、
たくさんの見知らぬ人のご意見のおかげだ。

私は、このことに
感謝の気持ちを込めて、何か恩返しをしたいと思った。

直接お礼を述べるのはもちろんだけれども、
もっと別の形で、と思っていた。

「ペイ・フォワード」と言う映画をご存知だろうか。
自分が親切にしてもらったら、その親切をまた他の誰かにしてあげれば
親切の連鎖は増え続けるのではないか、世の中は良くなるのでは、と
ある少年が思いついた事から始まる物語だ。

これだ、と思った。


まだ旅の途中でもあるけれど
私の、この経験が、また大海原の地図の一部となって
人生で迷い悩んでいる人たちへの参考資料になれば良いなと思う。

それが、私にできる今いちばんの恩返しなのだ。


だから、私は言葉を綴る。

いつか、この小さな呟きが
どこかの誰かに届けばいい。

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