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私が起業について勉強してる訳

過去30年に渡り、起業について調べてきた。途中子育てしたり、自営業手伝いをしたりして自分で稼ぐことって何だろう。自問自答してきた。

親は公務員系で、私が自営業をすることに対して大反対している。なぜか?「女が起業するって、身体でも売る気か?」「そんな事は許さん!」50年前の価値観を押し付けてくる。全く意味不明だ。公務員が一番であって銀行などにお勤めするのが正しい事である、って自分達はそれで良い時代だったかもしれないが今は違う。違うのにも関わらず、正しいと妄信して自分の考えを強制してくる。なので自分で経営について学んでいくしかないと思った。

もともと服作りが好きで服飾専門学校に行きたかったが、親から「そんなものでは金になるはずがない。看護婦になれ。」と一方的に看護学校を受験させられた。数件受験するも見事に落ちたので、先生からは他の大学の受験を勧められるも親は無反応。仕方が無いのでたまたま求人のあった地元のFC店に就職。衣料品販売を数年していたが事務職の方が辞めることになり、私はもともと珠算1級を持っていたので、事務職に転向した。衣料品販売をしているときに販売士3級を取得する。2級を勉強していたら自然と経営に興味を持った。

また嫁ぎ先は自営業であったが、義父が脱サラして始めた自営業。職人だったので経営については明るくなかったようだ。とにかく仕事を得るために、安く受注していた。職人だからもちろん丁寧な仕事をしていたが、同業との競争で安くせざるを得なかったようである。ただ、それでは生活に困窮していく一方で。元夫は大学進学の希望が叶わず、仕方なく家業を手伝っていたのであった。

義父は無理がたたったのか?倒れ、私が書類関係を引き継ぐことになった。子育てしながら家業を手伝い、帰ってきたら家事をする。とても大変な時期であった。子ども達はある程度大きくなっていたが、全く関わることが出来なくなっていった。義母は統合失調症だったのである。身体が弱いとは聞いていたが、まさか精神の病気だったとは。義母は義父の介護だけしていたので、私が家事をしなければならなかった。子ども達にはさびしい想いをさせたと思う。数年の闘病生活の末に義父は他界。後を追うように義母も他界。私は30代で義両親を看取ってきたのであった。






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