見出し画像

英語学習記録#05

教材名:Penguin Readers Level4
「Women who changed the world」

Chapter4 Women and the vote

 私たちがフェミニズムという言葉を使用する時、私たちはある1つのゴールを設定し、政治的に社会的に数多くの活動や思想を語ります。そのゴールとは、それぞれの人間間での平等を達成すること。フェミニストたちは女性の参政権、女性の職業における権利、また所有権について闘ってきました。教育に受けられるように、結婚後にも平等で荒れるように、闘ってきました。また、フェミニストは家や職場における性別に関する暴力や犯罪を抑止しました。
 フェミニズムは新しいものではありません。西洋と他の地域において長い歴史が存在しています。
 歴史上の現代フェミニズムには4つの波があります。それぞれは同じ問題をあらゆる視点から観察しています。まず一つ目の波は19世紀後半から20世紀前半において、女性の選挙権に関することです。二つ目の波は1960年代から始まっていますが、女性の自由に関する権利です。この時期、諸政は法律や社会における平等と闘っています。第三波1990年代に開始した第二波のフェミニズムの仕事を継続したものです。この時、女性は「自分らしさ」を獲得したがりました。彼らは、男性からの目線や他の女性からの目線とは異なる存在であるために闘ったのです。
 第四波は2012年に始まりました。職場での性的なハラスメントや犯罪に関してです。多くのソーシャルメディアを用いて、#Me Too活動によって率いられました。

 西洋において、フェミニズムの第一波は、参政権を求めて起きました。北ヨーロッパ、UKのような国々、またアメリカやオーストラリアにおいて、多くの人々が、1890年代から20世紀初頭まで活動しました。
 しかし、同時期に中国やエジプト、イランのような国々でも同様なフェミニズムの活動が生じました。例えば、1923年、エジプトではフーダ・シャーラーウィーはエジプト女性の団体を創設しました。
 第二波は20世紀の半ばまで続きました。フェミニズム第二波は選挙権以上のこと、性別、家族、仕事に関する事柄です。第二波もまた、性別に関する暴力も語っています。離婚や子供に関する法律を変えさせました。
  全世界で、フェミニストたちが家族に関する法律を変えさせるために戦いました。それは、夫が妻を支配下に置ける法律です。多くのヨーロッパの国々では既婚女性の権利が実に少なかったのです。フランスでは、既婚女性は夫が認めなければ働くことができませんでした。1965年に法律が改正されました。

 この時期の最も有名なヨーロッパ女性の一人はフランスの哲学者、思想家、作家のシモーヌ・ドゥ・ボーヴォワールです。1908年、パリ生まれ。彼女はソルボンヌ大学というパリの有名大学で哲学の勉強をしました。ドゥ・ボーヴォワールは、同時代にこのソルボンヌ大で勉強した9人の女性の一人です。1929年、彼女が21歳の時に、ジャン・ポール・サルトルと出会い。彼が亡くなる1980年までの51年間、彼らは共に過ごしました。結婚もせず、子供も作らず、一緒に住むこともなく、彼女は人生を書くことと考えることに費やしました。
 シモーヌ・ドゥ・ボーヴォワールの有名な作品である「第二の性」は1949年に書かれました。彼女は「人は女に生まれるのではない。女になるのだ。」と言いました。この有名な文章とともに、シモーヌは性と性別について書くための最初の思想家となりました。私たちは男の子や女の子という生物学的な性別として生を受けます。しかし、性は私たちの社会によって作り出されるのです。成長するにつれて、社会が私たちに女性らしく振る舞う方法を教えてくれるのです。シモーヌ曰く、女性はその他一方なのだと。女性は男性のように振る舞わないことから、男性が自分達と同等に重要視しなくなっていると言います。
 20世紀後半にはアメリカのベティ・フリーダン、グロリアスタイネム、オーストラリアのジャーメイン・グリアなどがシモーヌの仕事を引き継ぎました。ベティ・フリーダンは1963年に「女らしさの神話」を出版。その中で、女性は家の中の仕事だけでは不幸に感じると示しています。本を出版して10年後、西洋では仕事を持つ半分以上が女性になりました。
 また、西洋だけではなく、アラブではナワール・エル=サーダウィが有名になりました。彼女はエジプト出身の医師であり作家です。1980年代、彼女は刑務所に入れられてしまいました。彼女の本の中で、「私がペンをとり、書いたことで危険は自分の人生の一部になりました。最も危険なことは嘘の世界における真実以外ありません。」と綴ります。人々は彼女をアラブのシモーヌ・ドゥ・ボーヴォワールと呼びました。

  1990年代〜今日まで続くフェミニズムの第三波、第四波は性差別と闘いながら女性自身を表現するための闘いであった。女性の性別が重視され、女性に起こっている性差別が重要視された。フェミニズムの第四波は、ソーシャルメディアを活用し、性暴力について語られた。大学やカレッジでの性暴力についてもまた語られた。最も有名なのは#Me too活動である。#Me too活動では、女性に暴力をした有名男性について語られた。映画やテレビ事業の多くの男性たちが女性への暴力で責められた。
 今日では、イギリス人女性のローラ・ベイツは重要なフェミニストで知られている。ケンブリッジ大学で英文学を学んだ後、彼女は他所の子供の面倒を見ていた。その時に、女の子たちが成長の過程での体の変化に戸惑っていることを知る。そして、そうした悩みを共有できるようなウェブサイトを開設したのだ。
 今まで女性が平等のために闘ってきたという人がいるが、今もなお、女性たちは闘い続けているのだ。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?