英語学習記録#01
教材名:Penguin Readers Level4
「Women who changed the world」
Chapter1 Women and education
I do not wish for [women]to have power over men; but over themselves.
「私は女性が男性以上の権力を持つことは望んでいません。(望むのは)今の女性が持つ以上のものです」
女性の権利について話す時は、「教育」は欠かせない。女性は妻や母といった存在でしかなかったため、「教育」する必要がない存在とされてきた。それは国によっては現代でも通用する概念であり、女性への教育はいまだに必須の議題と言えるだろう。18世紀〜19世紀にかけて、徐々に人々は女性の教育について議論されるようになってきた。
まず、Catharine Macaulayという英国最初の歴史研究家。彼女の書いた「教育に関する手紙」では、前述引用したMary Wollstonecraft著書「女性の権利の擁護」と同様の内容をMary発表の2年前に記述している。他にも18世紀に活躍したエカチェリーナ2世やHester Chapone, Hannah More等も紹介されていた。
一方、英国のフェミニズムの母と評されているのはMary。彼女の家は決して裕福ではなかったが、彼女の家族は彼女に教育を施した。教員を経て、出版社に勤めていた時に先の「女性の権利の擁護」を出版している。「本当の教育を受ければ、女性は良き妻や母にもなれば、良き労働者として活躍もできる」当時はかなりインパクトの強い言葉を残している。世界初の女性選挙権の100年前から女性や選挙について説いていたことは現代でも称賛を受けており、2011年には彼女の銅像の設立への運動が起こった。2018年には、政界や劇場なども運動へ参加。18世紀の彼女の闘いは未だ終わっていない。アメリカのMargot BancroftとJane Addams、そしてイタリアのMaria Montessori他、世界各国にて女子と女性は今もまだ均等な学問を巡って闘っている。
Maryの名言はいくつかあるようだが、もう一つ有名なのが、
「始まりはいつも今日です。」である。
今日と明日、明後日、全てが連続した日常と捉えがちだが、実は全ての時間は独立している、最近、そんな気がしている自分にはとても響きました。
いつも始まりが今日なら、気楽に始めることができるし、失敗を恐れる気持ちも後悔も何もありません。毎日、まっさらな新品の気持ちひとつで、人生はいくらでも変えられる。Maryらしい勇気強い名言ですね。
並行して、下記の記事も紹介致します。
ビヨンセやエマ・ワトソンなどの有名女性たちの名言集です。
私のお気に入りは・・・
アンジェリーナ・ジョリーとエミリー・ラタコウスキーのお二人のお言葉。
Find a sense of self because with that, you can do anything else.
Find a selfではなく、sense ofと付いていることに共感。自分自身を見つけるというのは簡単に言われても、なかなか難しいことだと思います。その中で、自分がどうしたらご機嫌で居られるか、そこに焦点が当たっている感じが明確にしました。さすが、アンジー!
Life cannot be dictated by the perceptions of others.
これも英語っぽい表現ですが、「他人」ではなく、「他人の認識」とより具体的に断定されていることから、同意しやすい気がしました。他人の認識に人生を語らせるな!本当にその通りだと思います。かっこいいですよね。