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物事を切り離して考えられるようになりたい。そして一番価値のあることとは。

最近思っていることがあります。

「物事を切り離して考えられる人になりたい。」

物事を一つずつ切り離して整理して考えていくことで、
無意味に自分の価値を下げたりせず、
物事の本質が捉えられるようになるんじゃないかな、と感じています。


そんなことを思っていたところに、
昨夜息子との会話で気付いたことがありました。

息子は自分の要求をすぐ口に出すタイプなのですが、
その要求が通らないとヘソを曲げてしまうこともしばしば。

小さい頃はそれが癇癪になっていたので、
こちらとしてはかなり手を焼いていました。
大きくなって癇癪は減ったものの、
ヘソを曲げると激マイナスモードに入ってしまい、
「ぼくはバカだ」「ぼくなんていても意味がない」なんてことまで聞こえるように言ってきます。苦笑

こちらとしては大好きな息子にそんなこと言われると悲しい気持ちになるし、
全力でそのマイナスを否定して説得するのですが、、
昨夜もその攻防が繰り広げられました。笑


最近の彼の発言を整理していくと、
どうやらこんな風に考えているみたい。

●ぼくは宿題が出来ない→出来ない自分はバカなんだ
(でも実際は宿題が好きじゃない国語だからやる気が起きないだけ。大好きな算数は掛け算の問題を作って貰って解くほど!)

●自分の意見を先生に言ったけど受け入れてもらえなかった→先生を説得できない僕は説明が下手→説明が下手な僕はバカなんだ
(集団生活の中で自分の意見が通らないことはよくあることだし、手前味噌ながら息子は7歳のわりに説明がめちゃくちゃ上手です!)

●絵も下手くそ、ピアノも弾けない→ぼくが出来ることはない
(彼の中で比較対象がYouTuberや漫画家とか自分より年上の人だったりします。そこと比べたら"ぼくは出来る!”にならないよなぁ、と)

こうして思考を分解していくと、自分の評価を下げる原因になっている事象って、
自分の価値とは全く関係ないことが分かりますよね。
むしろ自分の捉え方で自分の評価や価値を下げまくっている、、


実際、息子は親の私からみていても、
たくさんのことに興味があり、
興味があることにはすぐにトライしてみるし、
自分のアイデアを持っていて、
そのアイデアを形にしたり、
説明するのもとても上手なんです。

良いところは沢山あるのに、
なかなか自分からは見えないみたい。


それから、彼の中で"うまく出来ること"が1番重要になっているのではないかな、ということも感じました。
息子の中ではうまく出来ない自分は価値がないと思い込みやすいのかも。

そんな息子に話していて気付いたことが一つあります。
うまく出来るようになることよりも、
「好き」とか「やりたい」「楽しい」方が価値がある。

うまく出来るようになることも確かにモチベーションの一つにはなると思いますが、
それよりも「絵を描くのが好き」とか「ピアノを弾いてみたい」とか「工作するのが楽しい」
そんな気持ちで取り組めることの方がずっと価値があるなと思ったんです。

これは子供だけに限らず、大人にも言えることだな、と思います。
何かがうまくなりたくて頑張れることもあるけれど、
そのことが楽しかったり好きだったりする方が、
人生においてずっと価値のあることだなと思います。

自分の「好き」「やりたい」「楽しい」に真剣に向き合うことで、
自分の人生が満たされたものになっていくとしたら、
何をやりたいかな?何を選んで行こうかな?

子供たちに伝えていきたいことを、
私もめいっぱい体現して行きたいなと思いました。

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