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2023伊勢神宮でみた美しすぎる朝陽

冬至を中心として、前後1か月
内宮宇治橋の大鳥居から昇る
美しい日の出を望むことができます

宇治橋から見た日の出

伊勢の地では古くから
太陽を崇める太陽信仰があり
この場所から
このように朝陽がみられるようにされた
古代の人々の
自然崇拝への尊敬や畏怖を
感じずにはいれらません

冬至より前は少し左にみられます


冬至を境に太陽が生まれ変わり
陽気が増え始めるとされています

ご来光は7時半ごろ
しばらく目が開けていられないくらい
眩しくて
気温は5度くらいだったにも関わらず
強い強い光に全身が包まれて
一氣にぽかぽかと暖かくなりました

一緒に朝陽を迎えた人たちも
みんな自分の時間が終わったらすぐ
後ろの人に譲ったりと
優しい空気に包まれていました

11月末から1月中旬頃まで
見ることができ
とっても氣持ちがよくておすすめです!
思い立ったら金沢から2時に出れば
7時には内宮に着くという笑

伊勢神宮 外宮内宮参拝

風宮

内宮の風日祈宮と同様に
「神風」を吹かせた
風雨の神を祀る別宮「風宮」
ご祭神は
風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命
内宮別宮の風日祈宮のご祭神と同じです

今日11月27日は
ちょうど風宮で新嘗祭が行われていました
イセヒカリの他にも、うるち米など
天候に左右されないよう
多くの品種が収穫されているようです
新嘗祭は、11月23日から
全ての宮社で順に行われ
29日終わるとのこと

戸を開けるたびに音を出して知らせています
光の風が吹いているようです
紅葉が美しかった五十鈴川
11月に咲く桜が開花していました(右)

少し足を伸ばして

今回は、前から氣になっていた社の他にも
天岩戸、猿田彦の祠へも
足を伸ばしてみました
賑わう伊勢神宮と打って変わり
人気もなく
しんと静かな雰囲気

天岩戸入り口にある鳥居
天の岩戸(恵利原の水穴)

神路山のふもとにある洞窟で
地元ではこの付近一帯を
高天原とよんでいるとか
洞窟からは滾々と清水が湧き出ていて
名水百選にも選ばれてそう
少し口に含むと
とても甘い湧水でした

参道の脇には小川が流れており
澄んだ水と、潤う緑の匂いがする
空気に包まれています

禊(みそぎ)の滝

上に、更衣室らしき小屋と、
暖を取るための焚き物があるので
ここで禊をすることができるようです
人とも殆ど出会わないため
夏だったらちょっと
脱いでみたくなるかもしれません

神社も素晴らしいですが、
日本人DNAの中の自然崇拝スピリットに
心寄せる自分としては
磐座、祠もかなり血が騒ぎます笑

足形遺跡
(誰の足跡か分からず、、猿田彦??)
罔象女大神(みずはのめおおかみ)
水神様のようです
きれいな地下水が流れています


こんな記事も見つけました
「神話と自然が交わる雨乞いの聖地」


ちょっと行ったところにある
「風穴」
何だか怖くて覗けませんでした
猿田彦の祠(ほこら)

天岩戸の入り口の鳥居から
1km弱歩いた場所にあり
斜面も険しく参道もあまり整っていないため
子どもたちの肩や手をかりながら
やっとやっと辿り着き。。
辿り着くとそこが別世界に思え。。

老木?高いところは葉もみられる

よくぞこのような所に
こんな異世界のような場所が
有るのだなと驚きです
まさしく旅の醍醐味

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