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大切な人を守るために 今からでもできること

※東京都内・安倍総理の28日会見より前の出来事になります。当人は医療従事者ではない為、自身に起きた事実と見解のみを記載し医療行為についてのアドバイス等は一切記載しておりません。

主観的情報

・25歳
・平熱35.5℃
・呼吸器系に基礎疾患有り
・予防接種を受けても抗体ができにくい体質
・タバコは吸わない
・軽い潔癖(潔癖症ではない)で常日頃からアルコール消毒
ーーーーーー以下、新型肺炎が蔓延してから
・常時マスク着用
・会社は基本的にはリモートワーク
・会食は基本的に行わない
・面接、商談はオンラインコミュニケーションツールに半数は切り替えているが大きな商談は対面(相手が渡航歴がある場合がある)

日中外出をし仕事を終え自宅で深夜勉強をしようとしていた際、風邪のひき始めの様な悪寒が走った。
でもその時は「最近忙しかったし早く寝よう」くらいのテンションで就寝した。
しかし倦怠感から何度も起きてしまいあまり寝ることができず朝を迎え、
熱を測ると36.7℃。
微熱かなと思いつつ、海外の発表で

イブプロフェンは新型ウイルスによる感染症(COVID-19)の症状緩和には適さない。パラセタモールやイブプロフェンにはどちらも解熱作用があり、インフルエンザのような症状を緩和してくれる。しかし、イブプロフェンをはじめとする非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)は誰にでも適しているわけではなく、特にぜんそくを抱えていたり、心臓や呼吸器に疾患のある人は副作用が起こる可能性がある。

の情報が出ていたことを思い出し、アセトアミノフェンの薬をということで、カロナール300を服用。

その日はリモートワーク、ウェブ会議。
仕事中も熱が上がったり下がったりを繰り返し、徐々にコロナかもしれないという不安が出てくる。
真っ先に思ったのが、仮に自分が感染していた場合どれだけの人に迷惑をかけるかということ。
この時点で濃厚接触者に当たる人たち・会社にはPCR検査を受ける予定であると連絡をいれた。
幸いにも高齢者との接触はなく、子どもや20.30代が中心だったため、仕事が休みの人たちには外に出ないよう最大限の警戒をもって連絡をした。

熱は高くなくても、異常な倦怠感、喉の痛み、頭痛。
特に倦怠感はこれまでに経験したことのないほどのもので、歩くこともできず寒気がし身体が痛いという症状が続いた。
咳症状は出ていないものの深い呼吸がしにくく、例えるなら話すことはできるけれど歌うことが苦しいような‥そんな感覚。

次の日も同じ症状であった為、かかりつけ医に連絡。以前入院したことのある2病院が第一種感染症指定医療機関であったので連絡をしたが感染指定病院ではあるが検査は当病院では行なっていないとの回答があり
その後、知り合いの医師・病院に連絡したが
新型コロナ受信相談窓口・コールセンター(フリーダイヤルではない)に電話するしかないとの返答。

なぜここまで慎重かというと呼吸器に基礎疾患が有り
これまで何度も風邪から肺炎を起こし
片方の肺を潰したこともあるし気管挿管も経験している。
身体が弱く医師からの注意喚起を受けての行動である。

(続き…)

コールセンターに全く繋がらず、公表されている他の電話番号にもかけてみる。

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厚生労働省、保健所、直接病院(診療中にすみません)どこにかけても、新型コロナ受信相談窓口・コールセンターへ繋がらなくてもかけつづけてくださいと言われる。
それ以外の方法がなく、150回以上かけてやっと繋がったと思ったのに
コールセンター では症状のヒアリングのみで
病院を探す機関の電話番号をさらに紹介されて
今日一日電話かけた意味が全くわからなくなった。

振り出しに戻ってしまい結局どこの病院も
「数日熱がある患者は受け入れ体制がない」
「カロナールを飲んでいるなら病院側でできるそれ以上の処置はない」
と言われてしまう。
夜間救急がある病院に電話をかけたら
「今日は外科医しかいないから難しい」と断られ
諦めて明日の朝また受け入れができる病院を探すことになった。

この時点でだいぶ身体は辛く、熱も上がったり下がったり、、、
就寝後、深夜1時頃、熱が38.8度に上がり
この時点から咳症状が出始め
深夜2時呼吸が難しくなり救急車で搬送された。

発熱をしていた為、受け入れ先が中々見つからずたらいまわし状態。

やっと見つかった受け入れ先の病院で
酸素吸入・点滴を受け
血液検査、レントゲン、インフルエンザの検査を行った。

医師から言えることは、検査を行った
・インフルエンザ陰性
・扁桃腺炎陰性
・重篤な肺炎症状は見られない
ということだけ。

病院側からは「コロナかもしれないしコロナでないかもしれない」「ここでは検査ができないから相談窓口・保健所へ連絡してくれ」
とギャグみたいなことを言われ
再度、新型コロナ受信相談窓口・コールセンターへ電話。
そこで言われたのが
・本人に(対象地域への)渡航歴がある
・濃厚接触者にコロナと医師から診断された人がいる

このどちらかがないと検査ができませんとはっきりと言われた。
どうしたらいいか分からなくなり
「検査も受けられないなら私は熱が下がったら外にでてもいいのか」と質問を投げかけてみたら
答えは
「はい、熱が下がったら外にでて結構です」と。

検査の結果、
カロナール500と抗生剤、肺炎、気管支炎の薬を出されて午前中帰宅。
(治療中も治療後も血液検査の数値結果やレントゲンを見せてもらうことは無く、全て口頭で告げられたものになります、、、)


渦中に巻き込まれて初めて分かったが
・検査を受けたくても受けられない状況になっていた
・重症・重篤症状がなければ肺炎でも検査が受けられない可能性がある(重症の定義)
・新型コロナ外来がそもそも存在しない
・相談窓口に電話しても回線がパンクしていて一向に繋がらないし繋がっても症状のヒアリングのみ、病院を検索する会社の電話番号を教えてもらうだけ

私は発症してから一度も公共機関は使っていないし会社にも出社してないが
同じような行動が全員が取れるとは思えない。
倦怠感だけで会社が休める人は決して多くないと思うし
電車を使わずにタクシーや車で移動できる人ばかりではないとも思う。
そう考えるとこの世の中、無自覚、軽度の感染者が恐ろしいほどいることが想定される。
特に若い人は無自覚な人が多いとの情報も有り、それは本来とても怖いことである。


そして今、問題になっている外出や買い占めを行なっている人に対して一概に批判は出来ないとも思っていて
なんらかの事情があるのかもしれないと先ずは考えてあげるべきだ。真向から批判するのではなく、配慮ある声がけをお願いしたい。

しかしながら政府関係者にお会いする度にマスク着用してない人が多く疑問に思う。が何か事情があるのかもしれない。(最大限の皮肉)


検査を受けることができず、なんとも言えないがコロナではないと思ってはいるけれども
一般職より不特定多数の人と会うリスクを考えると
熱が下がっても、2週間は潜伏期間と想定し私は自宅待機を行います。





世界が、日本がウイルスの脅威にさらされている昨今病院や国を批判したいわけではない。

寧ろこの様な状況下で自身の感染リスクもある中、懸命に国民の命を守るために働いてくださっている医療従事者の方には感謝の気持ちしかない。

自分自身、看護大学にいたので医療知識も一般より待ち合わせているし
親類や周りに医療関係が大勢いる環境化で
体制がないのに受け入れられないのも
医療崩壊を招かないように統制を測るというのも大変理解できる。
が、すでに医療崩壊は始まっていると思っている。
そして国民の認識はだいぶ甘い。
自分の会社もコロナの影響で大きな打撃を受けているからこそ尚更感じるが
飲食店、エンタメ業界、インバウンド業界はさらに大変なことだと身に染みて感じる。


でも今は
「大切な人」「命」を守る行動をしてほしい
それは
「大切」「人の命」を守る行動にも繋がるはず。
誰しもが自分は感染してると思って行動するべき。



自分に起きた症状は軽症にあたるのだと思う。
ただこれが自分がクラスターとなり自分の大切な人に起きてしまったら、、、
苦しんでいるのにどこの病院でも受け入れてもらえず治療もおろそかになると考えたら胸が張り裂ける思いだ。



今後、事態が深刻化していくにあたり
国の対応が良い方向に変化していくと思っています。(願います)

新たなウイルスで世界中が深刻な影響を受けている中
先ずは人命優先で
私たち経営者はその上で社会や会社を守る行動を考えます。


今からでもできることがあります。
最大限の危機感を持って行動しましょう。




1人でも多くの命が助かりますように
そして安心して暮らせる世界に戻りますように





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Michael Jackson / Heal The World

歌詞

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