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小さい頃は神様がいて不思議に夢を叶えてくれた

子どもの頃
欲しいものは何でも買ってもらえて
食べたいものが食卓に並んでいて
気がついたら学校に行っていて
行きたい場所には誰かが連れて行ってくれた。
歌詞の冒頭部分のように
夢を叶えてくれる小さい頃の『神様』は家庭であり環境。
当たり前に思えていたこと全ては神様でも魔法の力でもなく家族のおかげだということに大抵は、子どものうちは皆気づけずに過ごす。

私が生まれ育った環境はとても恵まれていた。
昔は周りも似たような環境であった為それが至って普通だと思って過ごしてきたが大学に行き初めて家庭の外の世界に出て、自分の常識が大きく変わった。
確かに、もともと生まれ持った装備で生きていくのは楽だし楽しい。
けれど自分から手に入れた知識や経験でしか人は闘うことはできない。
そこからが本当のスタートなのだと気づいた。




環境や外見はズルなのか
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恵まれていることで、『努力をしてこなかった』ことにはならないと思うが、
生まれ持ったもの、外見や環境を利用して生きるのはズルだと思ってみんな生きている。
例えば、親の七光なんていうけど、光と一緒に闇も引き継いでいることに多くの人は気づいていない。
なんでもそうだけど妬みを言う人はその人のキラキラした上部しか見ていなくて、その裏側の苦労や困難を人は見ようとはしない。

今までの全てを環境の『おかげ』にされ、努力してきたことを否定され、過剰な配慮を求められてきた自分にとって、当時の環境は本当に悔しくて堪らなかった。
ある環境の中でどう生きるか、何を選択するのかは本人次第のはず。
これは海外に住んでいたから外国語が話せて当然だ!と思い込んでいる人たちにも同じことが言える。
住んでいたから、留学していたから、ハーフだからと言って努力なしでは話せるようにはならない。
持てる者が持たざる者を理解できない、理解が難しいのが真理だと思うが、環境に恵まれていれば努力しなくても実力がつくかというと、それは違うと思う。

20代前半、甘えられる環境を捨て海外に移住した。当時自分のバックグラウンドや職業全てを伏せて過ごしてみた。何も持たない自分が一体何ができるのか、何ができないのかを試してみたかった。
海外に出てみるとみんなとてもフランクで私が何者であるかは関係なく接してくれた。私がニートでも資産家でもきっと変わらず接してくれるであろう、その時出会えた仲間は今でも大切な存在。

そして一人になってみて気づいてしまったのだが
今までは何とかなるで生きてきたけど
何とかなっていたのは周りの人が何とかしてくれていただけで
自分は本当に何にも出来ない人間だった。
バックグラウンドを捨てたら自分は空っぽだった。
でもそのおかげで本質的な自分と向き合うことができ
人生が変わるきっかけになった。




夢を叶える為には
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身近に世界一になった人がいた
間違いなく世界一努力をした人だった。
模試で全国1位になった同級生がいた
負けず嫌いで日本で一番机に向かっていた。

持論になるが何かの一番になる為には
どんなに恵まれた環境があって神様が味方してくれたとしても
何よりも渦中の人が1番努力をしなければ成し遂げられない。
誰かのおかげでもあるけれど自分のおかげでもある。
環境と運と努力 この三つが必要でどれも欠けてはならない。

大人の中には勉強をしたくてもできなかった人に対して
なんで昔勉強しなかったのかと言い寄る人が残念ながら存在する。
あまりに思慮に欠けた考えだと思う。
きっと自分が恵まれた環境であったという事実に気づいていない人なのだろう。
自分の力で生きている世界を変えることができるのは成人を迎えてからで
それまでは法律という透明の壁があり両親や大人の承諾が必要なことがほとんどだと思う。
だからこそ小さい頃は神様がいてもいい。
大人になったら自分がいるべき環境に不満があったり不憫に思うなら
自分の努力で生きていく世界を変えることができる、できないのは甘えだという意見には頷ける。
大人になってからあれやりたいなこれやりたいなって言い続けている人はいつまでたってもなれないし夢語りで終わってしまう。
夢は語るものではなくて叶えられるものにしなくてはいけない。その為の準備としてやはり勉強が必要なのだ。

 




勉強って何のために誰のためにするのだろう 
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私は悔しいとき悲しいとき心が辛いとき、いつも以上に勉強をする。
傷ついてる時間を過ごすのが嫌で少しでも前に進む為に。
机に向かうだけが勉強ではないけれど
これを読んでいる学生さんがいるのであれば暇なら勉強するべきと伝えたい。
学歴なんて稼ぐのには関係ない。でも邪魔になるものではない。むしろ武器になる。

私には偶然やってみたらできたというセンスも才能もなく
少なからず努力をしないと何もできない。
人より努力をしないと一人前にもなれない。
さらに玄人になるためにはその100倍の努力が必要。
頼まれたことを卒なくこなすのが仕事であれば
求められている期待以上のパフォーマンスを常に発揮するのがプロだと思っている。
そして私の生きる世界では中途半端な仕事ではなく年齢に関係なくプロの成果を求められる。
全ての時間を仕事や勉強の時間に当てたとしても不安になる。
経験値を知識で埋めようと踠いても中々難しいもので
経験値が足りなくて悔しいけれど年齢には抗えない。
なので私は、一つのことを極めるのには時間が足りないので
一つでも多くのcanを増やすことを目指している。
そのcanがいつか自分を助けてくれるかもしれないし
会社や社員を助けてくれるかもしれない、
家族を助けてくれるかもしれない。
そう思うと時間は惜しみなく使える。
今でも深夜2時までには仕事を終わらせるようにして
2時から4時は毎日勉強の時間にあてている。
毎週のどこかでは英語や中国語で過ごす日を作ったり
そして毎日パワーアップノートというものをつけている。

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(字が汚いのは見逃してください)これは大学生の時からずっと続けているもので
絶対に昨日よりひとつだけできることを増やすというもの。
難しい漢字を一つ覚えるでも勉強以外でもなんでもよくて大根の桂剥きができるとかでも良い。
意外と意識して毎日ひとつ何かを習得するって難しいもの。
現状に満足してしまうということは衰退を意味するように感じてしまう。
現状維持バイアスを無くして
毎日「はじめまして」を見つけて生きていけたらきっと素晴らしい人生になると思う。




去年苦手だったものを今年は克服したいし
昨日出来なかったことが今日はできていたい
日々小さなことでもできることを増やしていけば
見える世界が広がっていつかチャンスが来た時に夢をつかめると思っている。
それでも人間だからどうしても叶わないものもある。
悲しくもなるし他人を羨むこともあるけれど
私はその道を諦めるのではなく選ばなかっただけなんだと前向きに生きている。
病気のせいにしない。ハンデを負ったとしてもその時は選択肢が狭まったとしても
知識や財や人の温かさでまた新しい選択肢ができると思う。
人生はそれの繰り返しで
そしてそれが巡り合わせ





私はもう大人になったので神様に頼らず
自分で夢を叶えていきます





Song of the week

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Funny Bunny/the pillows

歌詞



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