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余剰在庫を生きた価値として活かす取り組み「M-マッチングシステム」

こんにちは!三好聡美です。

近頃気温の寒暖差が激しいですが、みなさまは体調を崩してないでしょうか。ちょうど夏服を出したところだったのに急に寒くなって着る服に困っている今日この頃です。

さて、昨今ではSDGsについてのニュースをよく見かけますが、今日は余剰在庫を活かしていく取り組みの記事について感想を書いていきたいと思います。

余剰在庫と必要在庫をITと人でつなぐ

独自に開発した「M-マッチングシステム」により、在庫を売りたい事業者とそれを買いたい事業者とをマッチングさせることで在庫の流動化ビジネスを展開している。

出典:https://theme.walkerplus.com/sdgs/article/1190960/

こちらのシステムでは、売り手は「余剰在庫を資金化」することができ、買い手は「仕入れの強化」を実現することが可能とのこと。在庫を廃棄させるのではなくマッチングさせることで、在庫問題解決を目指したサービスだそうです。在庫は確かにどこの店舗も悩みのひとつですよね。
さらに、面白いのは匿名性をとっているところです。在庫処分をすることによる風評被害を考慮してとのことで、そこまで配慮されているなんて嬉しいですよね。

つくる責任とつかう責任

SDGsの観点からもビジネスに取り組んでいます。特に項目12「つくる責任、つかう責任」です。在庫市場は毎年22兆円とも言われ、大量の廃棄処分がなされています。余剰在庫はもともとS級やA級の売れ筋商品です。需要と供給のバランスが崩れることで在庫が余ります。本来価値のあった商品を必要としている人の手に届ける。それはメーカーにはつくる責任が発生し、小売店には仕入れた商品を使うという責任が生まれます。

出典:https://theme.walkerplus.com/sdgs/article/1190960/

大量の廃棄による環境破壊が深刻ですが、作ったら終わりではなく、ちゃんと使っていくことも大切ですよね。どれぐらい作るのか、そして市場のニーズにマッチしたものを作って供給していくことが何より求められているのかもしれません。

さいごに

消費者としては、選ぶ責任があるなと感じています。大量に作られた安いものを選びがちではないのか?作る過程にまで目を向けているのか?など、ひとりひとりの意識や知識も大事になってきますよね。わたしもまだまだ勉強中ですし、これからもずっと付き合っていくテーマだなと感じています。

それでは、また!


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