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Ivy to Fraudulent Game presents"揺れる1.1" w/ 神はサイコロを振らない

2021.09.01
『Ivy to Fraudulent Game presents "揺れる1.1"』
Ivy to Fraudulent Game
神はサイコロを振らない でした。

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『もっとお互い大きくなったら、
もっと大きなステージで、またツーマンしよう』って3年前の約束が実現した日。


3年前よりも、おっきなステージで見る両バンドはお互いを意識してリスペクトし合ってるからこそだと思うけど。

両バンドとも『今』出せるかっこよさを    思う存分、全力で出し切っていて言葉にならなかった。


どんな言葉で表しても、安っぽい気がして。
感情がジェットコースターみたいで、
ただただ、その音が耳から心臓の奥底に流れてくのが心地よかった。



『当時、ノブのことをかいた曲です』って言って始まった『煌々と輝く』は、私が神サイと出逢った大切な曲で。               ぎーくんが、バンドを始めたきっかけになった ノブさんへの曲。
正直もう聴けないんじゃないかと思ってたから、その音が鳴った瞬間、思わず涙が溢れて止まらなかったんだ。

3年の間に色んなことがあった。  

 

彼らはひと回りもふた回りも骨太な音を身につけて。                   今、出せる最大限の音で。

少し懐かしさすら感じられるのに、      更に進化を遂げたセトリを組んできた。    これだから神サイが好きなんだ。


昔の曲が、なかなかできなくて少し寂しさもあるけれど、それ以上に今の神サイが輝いていて。 

ずっと、ついてきて良かったって思っている。

"出逢ってくれてありがとう"         私も、同じ言葉を返したい。         この先も愛してやまない、大好きなバンド。



ぎーくんが『僕がバンドを始めようとしたのは、ノブがいたから。
だから僕も、僕を見てくれた誰かが音楽を始めるきっかけになるような、そんな人になりたい』というような内容を話していて。


その後出てきた、ノブさんが『俺は、自分のバンドが1番だとは思っているんだけどさ。     あんな話をしてステージで立ってる柳田が輝いてて、俺まで誇らしかった』と言っていて、

2人の関係性が、ずっと続いてほしいと     願わずにいられなかった。




Ivyのステージは、これまた圧巻で。      音の渦に飲み込まれていくみたいな轟音に包まれた。                    一年以上Ivyのライブに行けてない中、     彼らの音楽も、またどこまでも先に進んでいた。

ノブさんが持つ表現力は光と影を放っていて        Ivyにしか作れない音楽で心を掴んで離さない。

明るい訳じゃないんだけど。         一緒に進もうかと、そっと寄り添ってくれるような力強い音だ。


ノブさんが言った。             『ライブに来たら誰かに何かを言われるかも知れないし、リスクも伴うし。
でも、それでも、ここに来たってことはさ   娯楽という範疇を超えて音楽が必要不可欠で尊いって思ってるからでしょう?』って。


気持ちを代弁してくれてるみたいで泣いた。  私にとって音楽は、人生でいつも側にある   とても大事なものだから。



『HipHopがダメだとか、ロックは大丈夫だとか そんな事は一つも言いたくない。       だって音楽のジャンルを超えて良いものは良いから。

でもライブができないところから、      少しずつこうやってルールを守って。

ちょっとずつだけど、ライブができるようになって今はそういう大事な時期だから…       今だけ楽しければいいやで終わっちゃいけない。誠実に音楽と向き合っていく事が大切だと思うんだ。

こうやって決められたことを、しっかり守って 見てくれてる君らは、かっこいいよ!』

『言いたいこと溜まってること君たちが声を出せない分、俺がわかってるから…大丈夫!皆の代わりに俺が声に出して歌ってやる!』

『今年の夏は去年以上に思い出が作れなかったと思うけど、今日のこの日を、俺達を君達の青春にしてくれよ!』

リスクはあるし命を軽んじているわけではない。

でも、どうしても聴きたい音がある。     来るまでも迷って悩んで、罪悪感もあって。

でも全部全部、肯定してもらえた気がしたんだ。涙が止まらなかった。


だからこそルールは守って、大切な居場所を守りたいし。                  私の夏の大事な思い出になったよ。 


 

最後にやってくれた『青二才』は、また格別に胸に響いた。

"神サイ聞こえてるかい?           俺たちならどこへでも行ける"                                     

                           

また、このツーマンが聴ける日まで      力強く生き抜こうと思うよ。

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