tableauのクエリパイプライン(操作順序)

tableauのフィルターは以下の順番でフィルターが処理されます。

tableauで集計結果を表示させる際に数値がおかしいな?と思ったらクエリパイプラインを意識した方が良いです。

tableauのクエリパイプラインは以下の順番にフィルターが実行されます。

  1. 抽出フィルター

  2. データソースフィルター

  3. コンテキストフィルター

  4. ディメンションフィルター

  5. メジャーフィルター

  6. 表計算フィルター

抽出フィルターとデータソースフィルターはシートで作業する前に行われるフィルターでデータソースの読み込み時に実施されるフィルターです。

コンテキストフィルター以降はシートでの作業時に実行されるフィルターのため各フィルターを実施する際はクエリパイプライスを意識するのが良いです。

クエリパイプラインあるある


クエリパイプラインの落とし穴的に紹介されるのがディメンションフィルターの上位の値が変化するというものです。


オーダーID毎の売上でオーダーIDのフィルターで売上合計の上位10を表示


九州でのトップ10を表示させようと思ってもオーダーIDと地域のフィルターは同じディメンションフィルターのために同時に実行されます。

地域:九州をコンテキスフィルターを追加する場合はフィルターに配置したディメンションフィルターに選択して右クリックから「コンテキストに追加」を実行します。



地域:九州をディメンションフィルターからコンテキストフィルターにすることで、先に九州のフィルターをしてからオーダーIDの上位10となったので表示されています。

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