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【 宇 宙 の 法 則 】

 これから私たちが高い次元に進化していくには、私たちは「宇宙の法則」にしたがった生き方がすごく大切になってきます。ここでは、宇宙を動かしている原理である、宇宙の法則について解説します。
 
宇宙の法則は、宇宙を創造した主(宇宙意識)の絶対意思が働いて万物が稼働しますので、誰も勝手にかえることのできない、「絶対法則」なのです。「普遍の法則」または「自然の摂理」といってもよいでしょう。
 
人類は一人残らず、上記の宇宙の基本法則で生命が成り立っているのです。宇宙の法則(宇宙生命エネルギー稼働の原理)を知らないで人生をあゆむことは、運転の方法を知らないで、車を運転するのと一緒です。 
そして、宇宙の法則を知らないで、人生を進めようとすると様々な問題が発生し、ロスの多い人生になります。
 
これまで学校や、実社会でも誰も教えてくれなかった、人として生きる中で最も大切な生命稼働・人生運営の方程式を身につけてください。
人生の基本的な方程式を身につけて人生を進めると素晴らしい、運勢がまわっていきます。同時に、内側からオーラ―光を放つ体になり、外見を飾らなくても「崇高な気高さと美しさ」を持つ人に変容していきます。
 
ひとつだけ、お願いします。この法則は知識として持っていても仕方ありません。自分自身が、この宇宙そして地球の摂理的な真実に覚醒し、三次元の肉体をもって様々な事を体験し、実践していくなかで、はじめて魂の進化と成長が達成されます。新しい高次元にシフトしていくための基礎的素養でもあります。また、魂の癒しの処方箋でもあります。どうかより良き人生や、しあわせな家族やコミュニティを創造していくために実生活で生かして欲しいのです。よろしくお願いします。
アセンション・次元上昇とは、自分自身の霊性を高め魂を進化させることにほかなりません。そのためのガイダンスがこの宇宙の法則です。

<目次>
第一章 原因と結果の法則
第二章 引き寄せの法則
第三章 不干渉の法則(自由意志の尊重)
第四章 バランス(中庸)の法則
第五章 周期・循環進化の法則
第六章 愛の法則
第七章 ワンネスの法則
 
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第一章 原因と結果の法則
 
この宇宙はとてもシンプルな法則にしたがって管理されています。
 
一つは、「原因と結果の法則」です。仏教では「因果応報」とも呼ばれます。
 
これは、自分が出した思い(思念エネルギー)は、結局は自分に還ってくるということです。
 
宇宙はみなさんが送り出したのと全く同じ波動を返してきます。
 
キリスト教でいえば、自分がまいた種は、自分で刈り取る。(What you sow is what you reap) ということですね。
 
「怒りは敵と思え」は、徳川家康の遺訓にあることばです。怒りは必ず相手の怒りや恨みを招き、結局は自分の身を滅ぼすことになるということ。ネガティブな感情である怒りをぶつけると、自分に返ってくるということです。
 
しかし、これは宗教でいう「罰」ではありません。宗教が言うようなカルマが罰のシステムだという考え方は誤りです。
 
「カルマ」は「業」と訳されますが、非物理的なもので、意思・想念という心のエネルギー(働き)であり、「想い癖」です。すべての魂が自分の青写真を持っていますが、この青写真をカルマといいます。自分が学びたい内容を凝縮したものです。
 
神は人間に罰を与える存在ではありません。罰とは後に宗教教団組織が創り出した人々を恐怖で教団の奴隷にするためのフィクションです。
 
原因と結果の法則は単純に「出したもの=原因」が「返ってくる=結果」ということだけです。いま、体験している出来事や体験が良くないこと、 あるいは、自分が欲していないネガティブな事であれば、それは、良くない思いと行為を過去にしたからです。
 
カルマは、解消しきれないで、来世への宿題になることもあります。アストラル界(四次元)の待機所で、転生する前に、ライフプランを自分で選択して再び肉体を持って転生します。そこには過去生の積み残した課題も含まれるのです。だからありとあらゆる原因と結果は宇宙の巨大な記憶装置(アカシックレコード)に貯蔵されています。そこにアクセスしてリーディングできれば分かります。
 
近年は、退行催眠療法(前世療法)とかヒプノセラピーなどを行うヒーラーの方もたくさんいます。でもボクは敢えて、過去生を知る(憶い出す)必要はないと思います。リーディングの能力は潜在的にはすべての人に備わっています。その能力の一端はデジャブ(既視感)です。実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験した ことのように感じること、例えば、ここ初めて来たはずだけど、前に来た事がある気がする、何か懐かしいとか、逆に不安になるとかいう不思議な感覚です。
 
だから、過去と言っても、今地球に生まれてきた自分 (今生)での話と、過去の生命体(別の世の自分)での話の両方を含みます。
 
自分が体験している「結果」を心から受容して、その想い癖を修正していことでこのカルマは浄化されます。
 
したがってカルマの法則とも呼ばれますが、因を外や他の誰かに責任転嫁し、自らの原因(思い癖)を変えない限り、同じことが繰り返されます。
ありとあらゆる否定的な思い癖を肯定的なものに転換することが大事です。
 
浄化とは、すべてを赦し受け入れることです。自分に還ってきたことをたとえ自分にとって嫌なことでもすべて必然として感謝して受け入れることでカルマは浄化されます。
言うのは簡単ですが、とても苦しい試練です。「汝の敵を愛せよ」というイエスの言葉通り、不幸というネガティブが自分に招来されたとき、究極のポジティブである愛を返せるでしょうか?
 
でも、このカルマの刈り取りができないと、高次元意識には遷移(シフト)できません。この時代が実はラストチャンスです。
 
次元上昇するためには輪廻転生のカルマのスパイラルから抜け出して。自分の心のなかをきれいに磨き上げましょう。
 
ハワイの「ホ・オポノポノ」は、「ごめんなさい」「ありがとう」「赦します」「愛しています」の5つの言葉を発することでカルマの浄化方法を簡略化したものです。
 
良い言葉、良い思い、良い行為を重ねていくと、良い結果が生まれるのです。善因善果、悪因悪果です。
 
想念(思考)が現実化するとよく言われていますが、それは真実です。しかし、そこに疑いや上手くいかないのではないかという恐れや不安が入り込むと上手くいきません。自分を信じて下さい。過剰にならない自信は必要です。そして他者も信じて下さい。
今ここであなたがどういう想いを抱くかが大事なのです、それが新しい原因となります。そのハートの想いに忠実かつ純粋に、美しい言葉、正しい行いをすれば、よい結果がもたらされるはずです。
もしそうならなかったとしても、実はそれが最善の結果なのです。後々になってそれはきっと理解できます、「人間万事塞翁が馬」、とか、「禍福は糾える縄の如し」とも言います。あのとき、想い通りのしあわせが得られなかったから、むしろもっといい道が拓けたんだと思いましょう。
 
最後に、個々に表現されている私たち人間は、皆、宇宙創造主の「分け御霊(みたま)」で、永遠に続く聖なる存在です。
私たちは、私たちは皆、内に神性(仏性)が存在しています。これが「良心」です。私たちが向かっている高次元世界は「神人合一」の世界です。そして人生とは創造行為です。果てしなき大洋の滴のごとく、神なるスピリットの閃光として、至高の神(宇宙意識とかSomethig Greatとか言っても同じ事です)との宇宙の共同創造者になれる力をあなたは備えていることを、忘れないで下さい。
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第二章 引き寄せの法則

「引き寄せの法則」とは、「それ自身に似たものを引き寄せる」ということです。類は友を呼ぶとよくいいますね。
 
あなたの「思考」や「感情」などの想念には、つねに「引き寄せの法則」が働いて磁石のように似たものが引き寄せられ、実際の「経験」となっています。
 
例えば、朝、気分よく目覚めるとその日は一日楽しく、嫌な気分でいるとその日はいろいろな面でろくなことがない。
 
何か楽しいことを考えるとこの法則によって同じように楽しい思考が沸き起こり、不快なことを考えると次々と不快な考えがふくらんでしまいます。
 
あなたの想念・感情は絶えず、波動として外に発せられていて、それと同じ周波数の意識をもつ人の出す波動と共振し、それを引き寄せます。
 
それが、「引き寄せの法則」です。あなた自身がそれらのすべてを引き寄せているのです。
 
想念というあなた自身の「因」と、それに引き寄せの法則が働いて寄ってくる「縁」が合わさって、現実化します。これが「因縁生起」です
 
自分が考えていることと、実際に経験することの対応関係をみてみれば、身の回りでこの法則が働いていることは、すぐに理解できるでしょう。重要であるのは、「あなたが望むか望まないかにかかわらず、考えていることが実現するという点」です。
 
もしあなたがポジティブなものに意識をフォーカスすれば、より一層ポジティブなものが発現しやすくなるし、あなたの思考と感情と行動の、ネガティブなものにフォーカスすれば、より一層ネガティブなものが発現しやすくなります
 
関心を向け続ければ、望むと望まざるとにかかわらず、それは経験として現れてしまいます。
「こんな経験はしたくない」と思ったとしても、その経験は確実に引き寄せられてくるんです。
 
自分が「思考」の対象を引き寄せているということを理解すれば、自分の「思考」を監視し、警戒する必要があると考えるかもしれませんが、「思考」は監視しきれるものではありません。
 
「思考」を監視しようとするよりも、「心=ココロとかハート)」に関心を向けることの方が大事です。ハートの声にもっと耳を傾けましょう。ハートに感じる事は、頭で思考することの数倍、大事です。
 
「心に感じること(気持ち)」は『内なる偉大な存在』から送られてくる素晴らしいナビゲーションシステムです。
 
『内なる偉大な存在』とは、すべての人間に備わっている内なる神性とか仏性と言ってもいいし、高次元の自己とか「ハイアーセルフ」とも呼びます。ハイアーセルフはあなたにとって一番近い、愛のエネルギーに満ちた光の存在であり、「ほんとうの自分」です。多くの人はその存在に覚醒できていませんし、まだ、ちゃんと繋がれていません。
あなたは「なんとなくワクワクする!」という時がありますよね。
その時というのは魂レベルで『本来自分がやりたかった事に出逢えた時、ほんとうの自分に出会えた瞬間』です!このワクワク感を見逃さないで下さい!!
そしてハイアーセルフと繋がる事が出来たら、そのワクワク感をどんどん現実化していけることが可能です!
 
さて、あなたのハイアーセルフはいつもあなたにとって一番ためになる見方をしており、あなたの見方がそれに一致すれば、最善かつ最強の味方として、肯定的な引き寄せの力を作用させ、いいことが起こります。
 
あなたが「いい気持ち」を感じているにもかかわらず、悪い事が引き寄せられてくることは決してありません。
 
ある対象に関心を向け、そのことに明るい前向きな気持ち(ココロ)だけを覚えるなら、その対象はすぐに三次元的な現実や経験の中に現れるのです。
 
しかし「実現するはずがない」と暗いネガティブな気持ちを抱けばたちまち願望の実現から遠ざかることになってしまいます。
 
私たちは、いま現在の精神状態や姿勢を基盤にして、そこを元にいろいろなものを引き寄せています。
 
あなたが日々を生きていく中で、「自分がどう感じているかということを敏感に察知すること」がいかに重要なことであるか理解して欲しいのです。
 
あなたが普段から望まないことではなく、経験したいことのほうへ意識を向けるということが、いかに大切なことであるかに気づいてください。
 
意図的にハートを活性化させ、望むとおりの現実を「創造」をしましょう。それは「ハートの贈り物」です。
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第三章 不干渉の法則(自由意志の尊重)
 
第三の宇宙の法則は、「不干渉の法則」です。自由意志の尊重とも言います。
 
どんな活動や仕事に対しても、すべての他者のことに、同意なく、一方的に干渉したり、介入することは許されていません。
 
常に相手の自由を認め、許すことです。
 
愛とは相手の自由意志を尊重することです。
 
人は、自分は正しい、あいつは間違っている、だから正してあげないといけないなどとお節介ばかり焼きがちです。しかし、すべての人がそれぞれの思いのなかで生きているだけであって、そこに本来正しいも間違いもないのです。
 
ですから、謙虚で他人を思いやり、自由を尊敬して赦し認められる様になりたいものです。
 
これが宇宙の愛の姿です。宇宙人が地球人を救済したくてもしないのは不干渉の法則を彼らが忠実に守っているからです。
 
他者は自分が解消すべきカルマに、介入してはなりません。
 
個々に違う才能や個性が尊重され、自由で平和の中に生きることを、自分にも相手にも認めるでしょう。次元シフト(アセンション)の真実は、「自由」ということなのです。
 
自由とは、自分で決められることです。ただし、自分で選択や決定したことの責任は自分が負う事が原則です。
 
自由は、我が儘とは違います。
 
誰かに命令されて、嫌々文句を言いながらやるのは辞めましょう。
 
それは自由ではなく奴隷です。
 
どうせやるなら、自分で決めた事を楽しくワクワクしてやってください。
 
それがあなたの魂のハイブレーションを上げることになります。
 
できます。
媚びることなく、言いなりにはならない。
 
どうぞ、「素」の自分でいてください。あるがまま、自由に生きればいいのです。あなたはあなたのままでいい。
 
そして、自分が自由になりたければ、周りの人の自由も認めて下さい。
 
自分の人生を、自分らしく、自分のために生きていってください。
 
「不干渉の法則」は、魂がより高い世界へ精神的進化を遂げるために必須なものなのです。
 
 けれども地球の人たちはまだこれらの教訓をちゃんと学んでいないのです。
親が子の人生の選択に介入することは日常茶飯事ですし、今、紛争地域で大国が行っている覇権主義的な軍事介入は、不干渉の原則を踏みにじる際たる例です。
不干渉の原則とは、各個人の自由のためにあるスピリチュアルな法則です。
 
この世界に同じ人間はひとりもいません。考え方、感じ方、反応のしかた、そして心の傾向や視点は個人によって異なり、精神の開花の度合いもそれぞれ違っています。一人ひとりが持っている自分独自の私的な世界を尊重すべきであるというのが、この「不干渉の法則(自由意志の尊重)」というスピリチュアルな法則なのです。
 
このことが地球では認識も理解もされておらず、今日の多くの問題の根底要因となっているのです。もし人々が自分自身の人生を自由に主導することをお互いに認め合えれば、世界中の問題はもっと少なくなることでしょう。
 
人が他の人々の人生に干渉すればするほど、その人の人生も他の人たちに干渉されることになるのです。これがカルマの法則のはたらきです。
 
相手に対して、このようにすべきだとか、ある基準やものの見方を持つべきだと思い込んだりすることが干渉につながります。なんとかismや宗教の押しつけも干渉です。
理想的なのは、他の人たちの個性を受け入れ、それぞれの人がそのレベルに応じて自分に必要なレッスンを受けている魂の存在であると認めることです。
 
自分の考えや見解を押し付けること、相手の許可を得ずに手助けをしたり、アドバイスを与えたりすること、さらに相手のしていることが間違っていると断定(ジャッジ)することすらも干渉になります。
 
単に自分ひとりで判断を下すのではなく、相手がなぜそのように行動し、考え、あるいは感じているのかを理解することのほうが遥かに有益なことなのです。
 
それはまた各個人が自分自身をさらによく理解するための手助けともなります。
 
「干渉」と、「必要な援助」「隣人への助け」「愛をめぐらせること」とは大きな違いがあります。例えば目の前で事故に遭い傷ついて苦しんでいる人がいるとしたら、言葉による許可などはとらずに「隣人への助け」と判断して行動するのはポジティブなことといえる場合が多いでしょう。
 
たとえば飢餓に苦しむ人々や災害に遭って援助を求めている人々に対して募金をしたり物質を援助したり慈愛の気持ちを送ったりすることは、余計な干渉になるのかといったら、もちろんそれは違っていて「必要な援助」であり「愛をめぐらせること」になる場合が多いはずです。
 
ただし、相手がサポートされることを拒否したような場合には、過干渉という結果になってしまうので、そのような意思が分かった時点で不干渉に変換すれば良いということになります。
 
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第四章 バランス(中庸)の法則
 
広大な宇宙は、見事に規則正しい秩序から成り立っています。
 
何千兆、いや、京という数の単位かも知れない星々や天体は、宇宙の中で規則正しい運動をしていると考えられます。
 
もし、そうでなければ、宇宙のあちこちで毎日、毎分大混乱が起こり、宇宙そのものが成り立たなくなります。
 
宇宙の中で何千億という数の銀河システムがあり、その銀河系システムの中に、更に、私たちの太陽系のような恒星をもった小天体システムが1千億もあります。その太陽系の中でも、きちっとした秩序が保たれ各星々は動いているのです。
 
シーソーにしても、 柱時計にしても、振り子がいったん左右に動き出すと、中心点(支点)を通過し、左にいきそこで止まると、今度はその反動で右に動きだします。
その場合の支点は、振り子の動きの中心ですね。
もし、中心がずれていると、左右に継続して稼働してくれません。
時計の振り子は上の支点で中心におかれます。そして、一度、 うごかしはじめると、左へ向かったあと、中心を通って、右に動きます。中心というのは、それほど、重要な役割をもっているのです。
 
その重要な理由の一つは中心は常に秩序=バランスを保とうとする神の絶対意思が働いているからです。
 
左、または右へと、自分の心が極端に傾くと、中心を外れ安定を欠きますから、心配になったり、不安な気持ちが生じてきます。では、人間にあてはめて、右とか左はどういう意味なのでしょうか? 
 
これは、例えての話です。比喩をつかって説明しますね。
例えば、右というのは、いつも感情的になることや、怒り、妬み、恨みなどを指します。
 
左は、理詰(ロジック)めや、人の事を考えない自分中心でものごとを進めようとする自我(エゴ)の心です。
 
左脳と右脳のバランスが大事です。
中庸は事なかれ主義やモラトリアムとは違います。過ぎたるは、及ばざるが如しという諺もあります。
 
かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること.古代ギリシャの大哲学者アリストテレスも、徳は両極端な態度の中間にある適切な「ほどほど」の状態(中庸)を発見してこれを選ぶことにあると語っています。
中心点は、神(創造主)の意思が座すポイントですから、偏りのない、平穏な心を培うことができるのです。 従って、中心軸をもつ中庸の考え方に基づけば、時には、今の自分が、「左と右の長い棒のどのあたりにいるのだろうか」という疑問を持って、生活するのが健康なライフスタイルではないかとと思います。
 
人に対して、いつくしみを持ち、何事もひかえめにして、先ばしらないことは、貴重な人生の指針となるものです。
 
中心(中庸)の座り位置に自分の心があると、とても、幸せ感と平安感があります。
 
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第五章 周期・循環進化の法則
 
宇宙の法則の中で、生命存続に関わる基本的な要素がこの周期・循環という運動原理です。
 
すべての存在は周期・循環という螺旋運動により、成り立っています。
 
例えば、月が地球のまわりを廻る周期と女性の営みがリンクしていること、地球が太陽のまわりをおよそ365日で公転すること、
ミクロの原子の中では、原子核のまわりを電子が一定の秩序で、廻っています。
地球の自転軸が歳差運動で春分点が約25800年の時間をかけて黄道12星座を一周していること。
太陽活動の活発度の周期がおよそ11年であること、
私たち地球も銀河中心のまわりを太陽系は約2億2600万年で循環しています。
 
私たちの体も、心臓の血液循環、および酸素を肺と細胞におくるため息を吸い息を吐く、という循環です。
 
その呼吸のリズムにより、血液も心臓から体中に血管を通じて細胞、内臓器官を通って、また心臓へと循環を途切れなく、続けています。これは、考えると不思議なリズムです。
 
マザーガイアの三次元の身体でも、海洋や大気は循環しています。これが止まるといのちは生存できません。

巡り回ることが、生命の成り立つ原理なのです。命の原理をよく理解すると、太陽系も同じ円運動原理で太陽と言う中心の恒星を、他の惑星が輪を描いて循環していることがわかります。

天体の動きは大きな動きなので、人間はその周期の運動を感覚(五感)で捉えることができません。

その大きな運動は、音のない宇宙の大交響曲(シンフォニー)でもあるのです。神様の意思で天体や銀河はそれぞれの音階(オクターブ)で踊っているのです。
 
太陽系で言えば、ソーラー・シンフォニー交響楽団グループという訳です。

その宇宙交響楽団の総指揮者は、創造主(宇宙意識)ということになります。

私たちの所属する〔天の川銀河〕のすぐお隣で、地球から230万光年離れたアンドロメダ銀河(M31)も同じく、 独自の音階で宇宙交響曲のリズムを出し、螺旋運動をしています。アンドロメダ銀河は、天の川の2倍の大きさです。そして、10次元に進化した銀河群といわれています。
 
 アンドロメダ銀河(M31)には太陽に相当する恒星が1兆個あると言いますから、光りの量が圧倒的な明るさで、無限に近いのでしょう。こういう無限の光りの世界では、肉体という物質も不要な世界です。
 
実は、物質だけではなく、私たちの魂・意識もこの循環・昇華・進化という名の旅を続けています。
 
ある時は、別の星(プレアデス、金星やシリウス等)で過ごし、ある時は日本に生まれ、ある時はヨーロッパに、また、ある時は中近東や中南米に生まれという具合に、それぞれの魂が最も成長・進化をしやすい環境を選んで周期的に出てくるのです。

神様の計らいで、我々の過去生の記憶はベールに包まれています。今の命の進化と修行の邪魔になるからです。ただし、反省瞑想(内観)やクレンジングで心と魂が100%純化された時、その記憶が自然に蘇ることはあります。

私たちは、生まれ変わりながら、自分で選んだ 天体(星)、土地(国)と家庭で、魂は様々な体験を重ねて、磨かれて、より大きな愛の光りとなって五次元移行の世界へと戻っていくのです。
 
今回、皆さんひとりひとりは、地球という星のアセンション(五次元へのシフトアップ)の時期にタイミングを合わせて、それを体験し、新しい高次元の地球を創造するために地球に転生してきています。ですから、みなさんの最優先事項は、魂を磨き、五次元の周波数に自分を引き上げていくことです。
 
地球で学ぶ体験には幾つかの大きな柱(課題)があります。

ハートという際限のない湧きいずる泉から湧き出る愛を与えること、「本能」という大きな怪物のコントロール、「想念」というカタチのない波動エネルギーを現実化に使うこと、生まれた場所と環境において、縁ある人々との交わりの中で、それらをマスターし、自分の魂を、より調和な輝き(無条件の愛)へと昇華していく事が各人の共通テーマです。
 
では、私たちの魂は、何を中心に循環しているのでしょうか?

それは、宇宙の創造主(宇宙意識)であるソース(根源的な源)の光に対して、循環しているのです。 
2012年末から、人類の魂のアップグレイドがスムーズに行われる光りあふれる宇宙の領域(フォトンベルトとも言われています)に25,920年ぶりに太陽系が入りました。
 
現在、銀河中心から大量のエネルギーが地球に注がれており、人々の心魂の振動数がどんどん上昇しつつあります。
 

そして、いつかは、その中心の巨大な創造の光りの源と一つになって統合するべく、何百万、何千万年という魂の聖なる旅を続けてきているのです。
私たちは皆一つのソース(源)から生まれてきた偉大なる光の
存在、Divine Soulから分かれてきた「神」(命(みこと)もち)なのです。
 
もうすぐ私たちは帰るのです。宇宙創造の源である、統合(ユニティ)の場に、同じソースから生まれた銀河宇宙の兄弟たちの中に。これこそがアセンション(次元上昇)の本質です。
 
1万5千年前、アトランティス文明は、現代よりも優れた科学技術を持っていましたが、科学と霊性のバランスが壊れて、核戦争で自滅したため人類全体のバイブレーションが著しく低下してしまいました。
 
長い長い闇の時代を経て、これからの始まるの、は黄金時代(弥勒世)です。まさに人間が低いバイブレーションに1万5千年前に落ち込む前に持っていた「完全意識」を回復する時代です。
 
高次元のゴールデンエイジには、貧困・飢餓・天災・戦争などが入り込む余地はありません。誰もが快適で幸福な生活を過ごして、ゆったりした時間を自分が好きなことを自由に表現できるようになります。
 
貨幣が必要ない世界になります。今とは全く異なる真に豊かな世界なのです。
 
私たちは今、新しいサイクルの入り口にいます。
 
新しいサイクルは、奪い合い、憎しみ、妬み、競争、病気、戦争、貧富の格差といった分離、二元性から脱却した、愛、調和、統合、女性性の尊重の「アクエリアス(水瓶座)」の時代になります。闇の引き起こしているネガティブな事故や事件の陰で見えずらいのですが、もう世界中にその萌芽が芽生え始めています。
 
皆さんは、ここ数年、時間が加速している感じがしませんか?
やがて、過去も未来も「今」という瞬間に収束していきます。
 
新しい時代は、過去への悔恨や未来への不安のない、ワクワクする今ここ(now and here)を生きることが出来る時代になります。
 
次元上昇(アセンション)の瞬間まで、残りの期間は稲妻のように過ぎていきます。準備を怠らないようにしてくださいね。
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第六章 愛の法則
 
次に、「愛の法則」をお話ししましょう。私たちの思念(想念)はエネルギーです。
 
よい思いを出すか、悪い思いを出すかで創造されるものが変化します。
 
愛の力とはこの創造エネルギーのことをいいます。
 
私たちは本来、神と同じ存在であり、創造者なのです。
 
愛とは宇宙エネルギー、「創造」のエネルギーのことです。
 
私たちは「愛」に対して、とても狭い価値観でしか、教えられていません。
ここで述べている愛は、日本語では、仏法の慈悲や慈愛や、イエスの説いたアガペーに近いです。
 
愛っていう言葉は(特に日本人はそうだけど)男女の間の愛(性愛エロース)を中心にしてしか、見えていない人もいらっしゃいます。
そして、その男女の“愛”の定義は、”束縛の愛”、”奪い合いの愛”、”獲得する愛”、”失う愛”・・・というものだと現実的には思われています。
そんなのは全く本当の”愛”からかけ離れているのに、それが男女の愛の姿だと刷り込まれています。
 
人間は愛を勘違いしがちです。こういう施し(行為)を相手にしたら、相手から何かいいことが返ってくるだろうという打算で、結果(見返り)を「求める」のは、「奪う」ことであり、これは本当の愛ではなく「エゴ」でしかありません。
 
奪う愛とは、すべてにおいて求めることです。
相手に求めること「〇〇して欲しい」と言う愛です。
愛して欲しい、褒めて欲しい、認めて欲しい・・・すべて「●●して欲しい」です。
この状態は、愛を渇望し、相手から愛を奪っていることになります。
愛を求めるものと勘違いしています。
 
本来の愛は見返りを一切求めず、ただただ「与える」ことです。母親が乳飲子に接している姿そのものだと言えます。
 
「宇宙の愛」とは何かは、太陽を見れば直感てきに分かると思います。
太陽は私達にエネルギーを与えた代わりに、お金を請求することはありません。
そして誰彼と差別すること無くすべての存在にエネルギーを与え続けています。
 
愛は与えれば与えるほど結果として自分に返ってきます。”与え愛”となります。
与え愛は、互恵にはなりますが、等価交換とは違いますし、与える物事の人間世界の論理で決まる経済的価値とは関係ありません。
この宇宙でもっとも力があるのは無条件の「愛」です。
 
さて、ここで敢えてちゃぶ台をひっくり返しますね。
「無条件、無償の愛を与えなさい」なんて、上から目線で洗脳や刷り込みをされた途端に、我慢して無理して、頑張って、“与える”愛に耽溺することに陥らないようにしてください。
これは宗教(すべての宗教宗派がそうではないですが・・)が、リターンは功徳だとか言って、神仏への愛とはお布施(寄進)だと言って、半ば強要する罠に嵌らぬように。
本物の神仏(宇宙創造意識)は物質的なものなど求めていません。
愛は自己犠牲でも我慢でもないのです。
愛すること、与えること自体が本来は“歓び”です。
だから、与える愛は、自分が幸せになることは大事で、自分だけが独り占めしないで、その幸せのおすそ分けでもいいのです。
 
ましてや、愛は“押し付け”ではないです。相手がいらないという物事を“与える”というお節介は、愛ではありません。
“あなたを愛してるから言っているのよ”というセリフは、親子の間や夫婦でよくありますね。これは相手の自由意志を奪っていることに気づく必要があります。
 
“与える”って思うから、傲慢やエゴが出てくるし、相手から何も返ってこないと、自分の愛が枯渇してしまう恐れを感じてしまうのでは?
 
自分の観点から相手を見るのじゃあなく、相手の観点から自分の愛をみてください。喜んで、“もらっていただける”“、受け取っていただける”相手がいればこそ、与える行為にも意味が生まれるのです。
 
つまり、「あなたがいてくれるから、私は愛という想いを感じることができたんだ」と、相手への感謝で、与える愛を捉えるのです。その時に愛という感情は、何にも増して素晴らしいという気持ちになれるのです。
 
そんな幸せな気持ちを、自分に「与えて」くれて本当にありがとうなんです。これが高次元の宇宙の愛です。
 
私たちは、この地球を現在支配している闇のカバール勢力に、すべての恐れや不安を捨て、愛と思いやりだけによって、彼らを包摂し、赦すことができます。この闇を抱き参らせるには愛が必要です。これは陰謀論ではなく真実です
 
三次元世界では、闇と光、善と悪、正邪、男と女、優劣、勝ち負けなど、「基準」をもうけて、どちらかをジャッジ(審判)する思考に支配された、いわゆる二元性(二極性)世界ですね。二元性思考への囚われこそが次元上昇を妨げる原因となります。
 
敵味方と分かれて、戦争では闘っていますが、この世界に敵などいません。敵と思っている人はあなたの魂の成長を助ける先生んあかもしれません。「汝の敵を愛せよ」とイエスは言っていますね。
 
三次元の世界で経験するすべてのことには学びとしての意味があります。
 
その学びをすべて必然と認め、受け入れて、次元上昇に備えてほしいと思います。
 
経験する全てのことが魂の成長には必要な要素であり栄養であり、そのような経験を経ることで「宇宙の愛」に近づけるのではないでしょうか?
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第七章 ワンネスの法則
 
最後は、「ワンネス」です。おれはなかなか理屈では説明できません。
 
ボクはかつて、インド洋のモルジブでダイビングしていた時に、竜宮城のように美しいサンゴ、そして色とりどりのお魚、ウミガメさん、エイの群れなどに、ボクひとりが取り囲まれる体験をしたときに、大いなる地球の愛に包まれている、すべては繋がっているという劇的な感覚に心が満たされました。この至高体験が今の仕事や活動に結びついてきました。
 
アポロ14号に月着陸操縦士として搭乗したエドガー・ミッチェル飛行士はメッセージで、月から地球への帰路にアポロ宇宙船の丸い窓から「母なる星、地球」を眺めた瞬時に;

 「宇宙には知性と愛情と調和があることを
 私は身をもって知ったのである。
そして気づいた。
己の肉体の分子も、宇宙船の分子も、
クルー仲間の肉体の分子も、
その原型ははるか昔に宇宙で創られたものだと。
 すべてはつながっていて一体なのだと。他と私ではなく万物は一つなのだと。

 とにかく、瞬間的に真理を把握したという思いだった。

。
一体である全体は、完璧であり、秩序づけられており、
調和しており、愛に満ちている。
この全体の中で、人間は神と一体だ。自分は神と一体だ。
自分は神の目論見に参与している。
宇宙は創造的進化の過程にある。
この一瞬一瞬が宇宙の新しい創造なのだ。
進化は創造の継続である。」
と語っています。
ありとあらゆる存在物が自分といっしょのものだとハートで感じること。ガイア意識や、宇宙意識(創造主)とつながることでもあります。
 
ここで宇宙意識のことを少しお話しします。
宇宙意識(Great SpiritとかCosmic Consciousness)とは?これはすべての存在が意識を持つ生命体であること、その意識というかスピリット(魂)が、分け御魂として生み出された源(ソース)が、宇宙意識(宇宙の根源的な意識体)です。
 
あえて神という言葉を使うなら、至高神とか宇宙創造神と呼んでもいいかもしれません。宇宙意識はすべての時空や次元に遍満しています。一切のものは神(宇宙意識)の顕現であり、万物に神性が宿っているんです。
 
でもそういう究極的な存在に名前をつけるべきかどうかは疑問です。何か特定の宗教でいう神様の具象的(偶像的)なイメージでは全くないからです。
一神教と多神教の違いがよく強調されていますが、すべての高次元の神々やマスターも宇宙人もこの至高神の化身(アバター)で究極的には一体のものです。華厳経でいう一即多、多即一です。
宇宙意識は、愛そのものであり、ワンネスであり、万物を創造するエネルギーだと言えます。
 
私たちの魂は全てそこから生まれ出て、様々な次元や広大な宇宙時空を巡りながら、魂の学びの遍歴を経て、最後はそこに帰って行く故郷みたいなところでしょう。
 
みんな、地球、自然に生かされていると感謝する気持ちをもつこと、これこそ愛なのです。
 
繰り返しになりますが、すべての存在の源(ソース)は創造主(神)です。人間存在も神の「分け御霊」であり、魂は永遠に続くものです。
この地球は高い次元の魂も低い次元の魂もいっしょに住める希有な星です。
 
善と悪、光と闇が入り乱れているのはそういうことです。
 
魂は高い次元から降りて低いバイブレーションの肉体に宿るとすべてを忘れてしまいます。
 
私たちはこの地球でしかできない体験をしにきたのです。
個々の人間という「分離」を三次元では体験するのです。
でも独りぼっちの人は誰一人いません、毎日のいのちを支えてくれる食べものだって、誰かがあなたのために創ってくれたものです。そう考えから、あなたは他者と繋がり、祈りを支えられていると気づくでしょう。
 
植物がいのちを輝かして、酸素を生み出してくれるから、空気を吸って生きていられるんです。そう感じたら、家の前に生えている樹にだって感謝の気持ちが湧き上がってくるはずです。
 
“御陰様”の世界で私たちは生かされているのです。自分一人で生きられているなんて人は、ほんとうはひとりとしていません。
 
ガイア、そして宇宙創造主はすべてのソウルを愛しています。
 
でも天変地異で亡くなる人も最近激増しています。それを神の罰ととらえるか、究極の愛と捉えられるか、ものすごく難しい問いですし、被害に合われた方やご遺族は受け入れがたい話だとは思います。
 
しかし、あえて申します。死すら神の与えてくれた恩寵だ思います。
次の進化の新しい段階へいち早く行けるのですから。東日本大震災や今年の大規模な土砂崩れなどでお亡くなりになった方々は、ヒーリングを受けられて、ニルヴァーナ(涅槃)の状態におられて、しあわせな気持ちで、次の活躍の機会のために待機されています。
だからもう悲しまないで下さい。必ず再会できます
高次元に帰るとすべては一つなのです。
しかし、ひとつになるのは、同質性や均一化、画一化を要求する闇のしくみの対極にあるものであるころをしっかり自覚して下さい。
 
分離した個と個は、魂レベルのレゾナンス共振をもとに深い絆で結ばれます。
 
(執筆者:能村聡)

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