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大腸内視鏡検査 終了!

長い一日だった。朝6時に起きて身支度を済ませ、そこからが一大イベント。(終わったのは15時過ぎ)

7時からはモビプレップという腸の中をキレイに掃除してくれる薬剤をこれでもかというほど2時間かけて飲み続け、トイレで8回、出すもの全て出し切っていざ病院へ。

11時の予約ということだったので、途中の急な便意も想定し余裕を持って出かけた。
道中、特段のハプニングもなかったので10時半には到着。

受付を済ませ控え室に。
そこには先客が5、6名ほど。
みなモビプレップの入った大きな透明バッグをテーブルの上にドンと置き、それぞれのペースで来るべき検査に向けて準備している。
モビプレップは2リットルあり、最低半分飲むことになっているが、飲みきらなかった分はそのまま持参してくることになっているので、だいたい1リットル弱は残っていることになる。今までに見たことのない光景。
どうしても便がキレイにならない時は、その残りを飲まなければならないらしい。
想像しただけでおぞましい。

家にいるうちに出すべきものを出し切っていたため、検査へゴー!の便(水様便)の色チェックのためのその便(水だが)がなかなか出ない。
コンビニで水のペットボトルを何度も買っては飲んで絞り出し、その都度看護師さんがチェックしてくれるわけだが、家ではキレイな透明だったものが病院ではなぜか黄色のままなかなか透き通らない。
正直焦る。
看護師さんの話では(大腸のひだの)奥に残った最後の便が出ているからだそう。
何とも申し訳ない。

そうこうするうちに2時間が経過し、タイミングの悪いことに内視鏡の必要な緊急患者さんの対応が入ったりして、結局検査してもらえたのは14時ごろ。

先生の技は間違いなく匠クラス。
(おそらく)人より肛門が狭い僕の腸にスコープをするりと入れると見事な手さばきでカメラを奥へ奥へと進める。
やはり腸の曲がり角では先生の予告通り押されたり突っ張った感であったり、初体験の鈍痛に身悶え苦しむが、20代の頃の胃カメラの苦しみとは比べるべくもない。
ディスプレイに映るリアルな映像は見ようと思えば見れるが、さほど余裕がないのであとでじっくり見ることにした。

施行中もそして検査後の説明でも先生の「問題ないですね!」の言葉でまずは一安心。
優しい先生の一言には本当に救われる思いだ。

結局4ミリ大のポリープ一つが見つかったが、急いで取るまでもなく、まあ一年後に再度診てみましょう、とのこと。
このそこそこ苦しい検査をまたやらなければならないのかぁ、と思いつつもまぁ正直ホッとした。

50も半ばともなると色々ある。

今の自分とうまく付き合おうと思った一日。

おしまい


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