見出し画像

自分を追い込みたい衝動。時は熟した?!(DAY1)

2023年、このままでは終われない!と参加を決めた「ライティングギャラクシー」のコミュニティー。

10-12月の3ヵ月間の講座ではあるけど、3ヵ月後がスタートでもあるとな・・・

とにかく、私は、昨日のスタートアップコンサルで「自分を追い込むために参加しました!体育会系でお願いします!」
と宣言したので、まずこの3ヵ月、前のめりでやっていきたい!(←こちらも宣言)

追い込みたい!
追い込みたい!

と、口では言ってますが、ここ数年、自分を追い込むことを無意識に避けていた自分がいます。

追い込みたくない。
心と時間に余裕のない生活はもう嫌だ。


遡ること、2018年。
わたしは、それまでずっとしがみついてきた会社員生活を手放しました。

2人の娘の出産を経ても
「絶対にキャリアを諦めない、辞めたら自分の存在がなくなる」
そんな恐怖に似た感覚で会社員を続けていました。

名前を言えば、優秀ですねと言われる大学・大学院を卒業し、
やりたいことを見失い、就職活動には失敗しましたが、
その後、転職を繰り返し、
周りから見れば、
2人の子どもがいても、海外出張も行き、管理職候補となって、バリバリ働くワーママ
そんなイメージだったと思います。

職場でも期待され、いわゆる時代に求めれれるキャリアを積み続けるママ像・・・

一方で、家庭の状態はというと、
夫に対する不公平感が、常につきまとう私。
夫は、古き良き日本の大手企業勤務なので、
体育会系のノリで、飲み会・社内の付き合いも多く、
子どものことは私が基本的にやる形だった。

彼の発言が私の地雷を踏めば、怒りが大爆発。
溜め込んだありとあらゆる不満が噴き出す。

娘たちとの日々も、
保育園、学校に迎えに行って、家に帰れば、夕食食べて、寝て。
なんの余裕もありません。

ママもがんばってるから、みんな頑張れ。
自分のやりたい仕事をするためにはがんばり続けるのよ!
自分を否定しないために、そんなことを話していたように思う。

でも、娘たちは、私とは別人格を持った一人の人。
いろいろ起こる。
子育ても、仕事のように、効率よくできたらいいのに。
彼女たちを感じ、対話するのではなく、
どこかに何か答えがあるように思い、それを見つけたい、誰か教えてと思っていた。

そう、常に考えているのは、結局、自分のこと。

仕事では、年収も、キャリアも、実績もあがっていった。
遠方に住む母の泊りのサポートで、2-3ヵ月に1回は1週間単位の海外出張に出ていた。
もちろん、私が行きたかったし、目指すキャリアを得るためにはこのチャンス、どうしても逃すわけにはいかない。
家庭の都合で、行けないですと言って、別の人に自分のポジションが渡るなんて絶対無理。

優秀であれ。
できないと言ったら終わる。
止まることは許されない。

朝3時に起きて、終わっていない仕事をする。
子どもを保育園に送って、時計とにらめっこしながら、仕事に向かう車の中で私はよく泣いていた。
ただ涙が出てくる。

娘のお友だちとの些細なケンカから、その子の親から執拗な嫌がらせを受けたりもした。
理解ができない事象に、これまで感じたことのない恐怖。
近所にいるので、どこかずっとビクビクしていた。

はい、私は、ずっと追い込まれていました。


でも、心も時間も余裕のない日々に、
自分と向き合い内観することもできない。

***

きっかけをくれたのは長女。

2017年の冬、彼女は突然、学校に行けなくなった。
理由はわからないけど、行けない。
家から出たら、不安が襲ってくる、と彼女は言う。

ずっと目標としていた海外営業部配属というポジションを得た私。
しかし、一方で、自分が想い描いていた仕事と違い、落胆が募る日々だった。

彼女のことをきっかけに
フルタイムから、時短勤務に。

娘たちと過ごす時間が増え、
時間と心に余裕が出てきて、
見える世界も変わってきた。

暗くなる前の夕方の自宅周りの様子。
娘も学校から家に帰って、家の近くで遊ぶことが何ともうれしそう。

わたしがこれまで、囚われていたものはなんだったのだろう・・・

完全に価値観がひっくり変える経験をした。
パラダイムシフト

娘は元気になって、学校に行き始めた。
一方で、私は変わったまま。
もう、元には戻りたくない。

今、この生活を辞めないと、後で後悔する。

会社を辞めた。

娘は元気になっていたけど、スムーズに進めるために、娘を理由にさせてもらった。
長女よ、最後までありがとう。


そんなわけで、2018年の夏から、
どこか、自分が追い込まれるような状況は避けてきたように思った。

その後も、時短社員として会社員をしたりしたが、
「時短社員」であり、フルタイムでないことで自分を守った。

しかし、今、フリーランスとなって、自分のやりたいことにチャレンジするために、
今一度、自分を追い込みたい衝動に駆られている。

時は熟したのだろうか

あの時とは違う形で、自分を追い込みたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?