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やっぱり千葉が好き!?(長南町編)

昨年から県をまたぐ移動が制限されていた中でよかったことは、地元である千葉県の魅力を再発見できたことです。

ということで、今回は長南町編です。

まずは笠森観音を訪ねました。

笠森観音は笠森という森の中にあり、駐車場からこのような階段を歩いて登ります。

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途中にかわいい看板もありました。

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立派な三本杉です。

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とても気持ちのよい場所ですが、公式サイトによると出雲大社や富士山と並ぶ北緯35度線にあるパワースポットでもあるようです。

御来光の道(レイライン)
春分の日と秋分の日に、太陽が通る道。北緯約35度23分を結ぶ直線上には、地理的な名所、歴史的な建造物が立ち並ぶ。
太陽が昇る東は、千葉県の玉前神社から、西は島根県出雲大社までを結ぶ線は、御来光の道(レイライン)として知られ神秘的なパワーをもらたすと言われています。

芭蕉の俳句碑がありました。

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「五月雨に この笠森を さしもぐさ」

「さしもぐさ」とは、「よもぎ」のことで、よもぎが笠森に守られているように、一切衆生が観音様に守られているという意味だそうです。

門が見えてきました。

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手洗い場です。

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こちらが本堂です。(人が写ってしまいました^^;)

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公式サイトによると日本唯一の「四方懸造」国の重要文化財にも指定されているそうです。

「懸造」で有名なのは清水寺の清水の舞台だそうで、「四方」が清水の舞台と同じ造りになっているということですね!

岩の上にこのように柱が建っています。

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クレーンもない時代に一体どうやって建てたのだろうと思います。。。

写真だとわかりづらいですが、実際に見るととても迫力があるので、是非実物をご覧ください(笑)

75段の急な木の階段を登るとこのような回廊になっています。

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こちらが上から見た景色です。

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ほんのり紅葉も始まっていました。

この日は、その後、as it is という美術館に立ち寄りました。

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中村好文さんという建築家の方が設計された素敵な建物です。

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海外の古い工芸品が常設されている他、この時は望月通陽さんという美術家方の「一行の詩のために」と題したドイツの詩人リルケをテーマにした展示がありました。

はじめて観るはずなのにどこか懐かしい感じがするなと思ったら、光文社の古典新訳文庫のカバー画を書いている方でした!一見かわいらしい作品なのですが、観ているうちにだんだん奥深く吸い込まれていくような不思議な感覚になりました。

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お庭も素敵で、美味しいコーヒーもいただけます。

こちらの美術館、残念ながら今年(2021年)の9月に閉館してしまうので、訪れてみたい方はお早めに!

閉館後は岐阜に移築するそうなので、いつかそちらも訪ねてみたいです。(追記:岐阜移築の話は無くなったそうです。)


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