そのドメインとタイトル、どう受け取られるかわかってる?
ここ二、三年でしょうかね。商標をドメイン・タイトルに入れたブログを見るようになりました。
Apple好きです。(ええ、私も使っておりますとも)
ANA好きです。JAL好きです。(ええ、私は航空会社というだけで好きですとも)
はわかるのね。
中には、「御社の製品・サービスが好きです」それだけで就職・転職していく人も知ってます。
有名商標をドメインに入れると、詐欺サイト認定されることもあるよ
しかし、ブログを書いて広告(アドセンス・Amazon・楽天含む)を貼りたいならば、ポイントサイトに誘導して踏んでもらうタイプの陸マイラー活動をしたいならば。その「商標をドメイン・タイトルに入れたブログ」がお金を出してくれる人=広告主にどう受け取られるのかお分かりでしょうか。
タイトルだけならまだ良いと思う。上の写真は東京都美術館なんですが、これに絡めるとすると、「Apple好きの世界美術博物館巡りブログ」(一応ググったけれど、1枚目にはなかった。よかった)みたいなの。
これ、ギャグで言ってるのではなくて、私の「姉御の一人旅ガイド」は「ガジェット好きの世界美術館博物館巡りブログ」とも言えるじゃないの。大好きだもん。美術館も博物館も。
広告主は、Appleだ、MoMAストアだ、美術館博物館に行くための航空券だホテルだとかさ。
で、ドメインは、apple-moma.comみたいなの!(あれ?ニューヨークブログですか、そうですか。)
うちのブログにコメントくれたり(返しようがなかったので面倒だからスルー)した方のブログがこの手の商標組み合わせドメインで、Safariは「詐欺サイト」と評価しました。
そりゃそうだよね。中身はそれなりに丁寧に作られていて、役に立つ人もいると思うの。つまらないのは主観の問題、ってやつで。惜しいなあって思いました。
少しでも働いたことがあれば、商標・ブランドを守ろうとする広告主の行動は予測つくよね
少しでも働いたことがあればわかると思う。
企画でも広報でもいいや。営業でも、技術でも、人事・法務を含めた総務系でもわかると思うんですよ。
企業がどれだけの労力を払ってその商標・ブランド名を守ろうとしているのか。
ウェブ広告の出稿先にはそれなりに気を配ります。
がっつりASP経由の物販・サービス販売のアフィリエイトをしようと思ったら注意書きで出てくるのだけど、「(うちの)商標は使わないでください。打ち間違いも含みます」というのがそれなりにあります。
よそ様の商標・ドメインまで口を挟まないのは、それがその会社でやるものかもしれないからだし、そこまで広告主では調べてられるか!ってやつですね。
しかし、明白にドメインが有名商標を使っている場合は、提携を断ることがあると思う。
理由?
自社ではなくても、明らかにだれかが大切にしている商標・ブランドを毀損するブログは、おそらく自分の会社のブランドも毀損するのが目に見えているから。
成功しているブログもある。あることはある。
この手のドメイン・商標で成功しているところは一つあります。すごいよ。
ほぼ、ASUSのニュースサイトになってる。もはや、ブログからニュースサイト・広報。
ASUSのこと「しか」書かない。
というよりも、書けない。
雑記・ブランドにこだわらない場合は、商標の入ったドメインは避けましょ!
支払っていただいた代金は、ブログ執筆環境の整備・次回の旅費に充当して還元いたします。