30代・女性・喘息患者のファイザーワクチン一回目
散々医療関係者の皆さんがコロナワクチンについてお書きになっていて、私はn=1しか持ってないけれど、追加しておいて悪いことはないだろうということで。
あくまでも、n=1。そこんとこ、よろしく。
また、この時期に打てたのは、市の頑張りが一つと、「喘息患者」=基礎疾患枠で、順位が比較的高かったから。毎日喘息の予防薬を使わないとならないレベルの、立派な患者です。(我が市、順番はかなり厳格だった模様なので、順位が高めの私が打てない!?って焦ることはなかったです)
先にn=1の感想を書いておくと、48時間くらいでだるさが抜けました。48時間、つまり当日と合わせて3日間くらい休めるようなスケジュールにしておくのがオススメ。
接種について
喘息患者なので「基礎疾患」持ちに分類されます。クーポン到着後、即かかりつけ医(内科)に電話をして予約を二回分取りました。「こことここ」と指定されて、選択の余地なし。
かかりつけなので、私の使っている薬などはすべて把握されているので、とても安心できました。「多少調子が悪くても、今高熱が出ているわけじゃなければ打つよ!」ということで、37.0度で打たれました。
とくに来たことがなくてもクーポンを持っている市民の接種は受け付けますよ、という病院でした。
利き腕に打つか、反対に打つか考えましたが、結局、左にしました。反応が出やすいとはいうけれども、それは確率が少し上がるだけじゃなかろうかと思って。結果的にそれでよかったのではないかと思ってる。正解かどうかはしらん。
痛みは、インフルエンザのワクチンよりもなかった。蚊が刺したようなもんですね。というか、昨年の私は点滴・血液検査と腕が注射痕だらけになっていたので、私に聞いちゃダメだ。ちくちく突き回されるのが普段だから、私の基準がおかしいからね。
喘息患者なので、経過観察時間は30分取られました。観察時間中に事務さんが書類を作ってくださったり、お医者さんによる解説と注意があったり。
飲酒・運動の習慣のない私は、普段通りの安静ぶりでよろしいようで。
ただし、若い・女性・アレルギー系の疾患を持っている人は、副反応が(比較的)ひどいよということで、ばっちりそこに入っちゃうわけです、わたくし。
念のために、調剤薬局(かかりつけ薬局ですわよ!)にて、カロナール(アセトアミノフェン)を買ってきました。12錠250円だから、安い。
「バファリンでも、イブプロフェンでもロキソニンでも家にある鎮痛剤で十分です」と医者には言われていたけれど、家にあるのは古いし、ロキソニン系だし。入院したときに外科医に「えええ!?あの先生があなたにロキソニンを処方するの!?!?」とびっくりされたのもありましてね。問題が起きたことないんだけどねえ、念のために、カロナールを選択しました。
病院で接種すると、診察料を取られるのがどうのこうのという話にもなってますが、姉さんなんぞ、「ついでにいつものお薬を処方してください」ということで、一緒にレルベア(喘息の予防薬)を処方してもらったぞ。一石二鳥。(カロナールだって、レルベアを受け取るいつもの薬局で買ったのさ)
準備として水分摂取
接種日までにしたことは、水分摂取です。
急に気温が上がって、体が慣れない汗をかいていたわけ。それで、カフェイン断ちと、意識的な水分摂取を心がけました。
打った当日。どんどん痛くなるから、家事その他全部済ませておけ
当日そもそもだるかった(365日だるいんだが)けれど、それがどんどんだるい。私は生理2日目が一番だるくて眠いのだけど、全くあれです。(注意が必要なのは、どうも私は生理は重くないこと。)
はっきりとした頭痛はないけれど、頭が重たい。というか、全てが重たくてだるい。
午後に打って、夕方から次第に腕が痛くなりました。痛みは主に腫れの痛みみたいな感じ。パンパンになってるの。ただ、見た目の変化はありません。インフルエンザのワクチンは、中に芯があるような腫れ方をしますが、この腫れ方は、奇妙な感じで、芯があるような腫れ方ではないんですよね。インフルエンザのワクチンでも、力が入らなくなるようなことはなかったと思うんだけどな。
どんどん打った方の左手の力が入れにくくなっていくので、お風呂とか。食事とか。生きていくのに必要なことは早めに終わらせておこう。食べるものは、作り置きとレトルトで十分ですよ。
小さいお子さんのように、お世話をしないとならない人がおられる場合は、誰かにお世話を代わってもらいましょう。若いご夫婦の同時接種は、避けたほうがいいでしょうね。
介護は短期介護施設などに預けよう。
この副反応を体験すると、実親にも頼れないシングルマザーで、非正規雇用で有給も取りにくい方が、ワクチンを打つのを躊躇するのが理解できます。女性の方が副反応が出やすいようですし。ここは積極的にケアしてあげるべき人たちだと思いました。
生理のだるさに片腕に力が入れられない、痛いのが加わってる感じ。
寝るときには、もうすでに腕は上がらないし、まして打った方を下にして寝ると本当に痛い。寝返りはうてない。
結局12時間爆睡しました。カロナールは使わず。
翌日
階段を降りるだけでプリプリと腕が震えて、振動で痛い。でも、見た目の変化はないんですよ。
倦怠感はいつものごとく(常日頃から、やる気も元気も根気もない)だけど、生理2日目みたいな感じ。
腕を上げると痛い。どうせ家から一歩も出てねえやということで、お湯を浴びてシャワー終了という感じ。食事も、作り置きとレトルトを組み合わせる感じです。
洗濯は洗濯機がやるし、乾燥機にぶちこんでしまえ。
そのまま寝たよ。やっぱり左側を下にして寝るのは無理な感じ。でも、カロナールは使わなかった。
三日目
朝起きると、腕を上げても違和感はあるけれど、違和感であって、痛みではない。力もそれなりに入りますよ。
倦怠感(常にある)も、生理2日目が生理4日目になったくらいの感じ。だらだらと過ごしました。この日はずっとお腹がゆるく、前日からの24時間で600g落ちる程度には出しました。下痢嘔吐も副反応として列挙されますが、私のお腹と関係あるかは不明です。
眠れるなら眠ってしまえ作戦で、48時間が過ぎると、腕の違和感もかなり緩和しました。だるいのはいつのものことだから、気にしない気にしない。
というわけで、一回目は当日から三日目までは休める環境を作るのを強くオススメしたい。木曜日は当日半休、翌日有給、そして週末に突入、みたいなのだと、皮膚に炎症を起こしたりしても金曜日に病院に行けるから楽じゃないかなあ。(私は金曜日に打ったよ。土曜は午前中しか病院が開いてないから、ほんのり不安がなくはなかった。寝てたら十分だったけどね)
小学校低学年のお子さんがおられる場合のように、休めるのは土日よりも平日!?という人はそういう風に工夫してもいいかもしれない。
脱ぎ着しやすい服装
接種当日は、肩(それもかなり上の方)を出しやすい服装にするのはそうなんだけど、その下も脱ぎ着しやすい服装にするのをオススメするよ。
骨折でもなんでもいいや。片腕が使い物にならないことを各自想定されるとよろし。
ファイザーでもモデルナアームになることはあるようで、5-7日後のこともあるらしいから、そうなったら追記するよ。
三週間後の二回目を待たれよ。
そのほか
なぜか肌荒れ。そういう時期ではないし、12時間爆睡したというのに、肌荒れ。これはマスクをしていたからかなあ。わかんないや。
カロナールは解熱鎮痛剤で、対処療法でしかないんだよ。だから、無理をする必要はないが、今回みたいに寝てりゃいいじゃん…くらいでしかなかったから、事前に飲むこともしなかったし、打った後も使わなかった。よく聞くのが、一回目は腫れ、二回目は発熱と聞くので、多分次は解熱剤を使う必要があろうかと思います。
もしも予約がうまく取れなかったら、市の集団接種、県の大規模接種、大手町まで飛んで自衛隊と考えていたけれど、あれだけだるいと、帰りが不安ですね。タクシーでぴゅっと帰れる距離がベストです。
個人的な見解ですが、このだるさでは大手町だと近くのホテルで前日泊、後は2泊の、合計3泊はしたい。
荷物を持った状態で、アメリカの空港に到着したところで打たれるのも嫌ですね。だんだん腕に力が入らなくなるんだぞ。
タクシーでぴゅっと帰れる距離で打てれば一番よろしいと思いました。
番外編 40代女性喘息患者のファイザー2回
伺った話。
条件は、40代・女性・喘息持ち、打ったのはファイザー。
一回目は、腫れたし、まるでインフルエンザにかかったようだった。しかし、二回目はなんともなかった。
って。
これをみても、個人差が大きいなあって感じですね。
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