根本的に心がズレているんですよね。


娘が小学校に入ったばかりの時に
図工で作ったある作品なんですけどね、
とても可愛いエピソードがあって
私はすごく気に入っていて
何年も何年もずーっと
リビングの窓際に飾っているんです。

かつて何度か夫にも
その話を伝えていたはずなんです。


この作品の何がすごくて
何がそんなに可愛いのか、
私は気持ちが抑えられず
興奮しながら、
話したはずなんです。


先日娘の誕生日会を家でやったので、
今朝、その時窓辺に付けていた
飾り付けを片付けていました。
すると、夫が手伝うよと言ってきたので
お願いしたんです。


その時、窓辺に置いてあるその作品を目にして
夫がふと、何気なく
「これはずっとここに置いてあったもの?」と
聞いてきました。


…その言葉に愕然としてしまいました。

きっと、
夫婦の会話のために、
目に映ったその作品について、
話題にしようかなと
思いついたのでしょう。


悪意も引け目もなく
あまりにも普通に聞いてくるから、
夫の記憶を確認しながら
もう一度優しく教えたけれど、
娘のエピソードのことなど、
夫は全く覚えていなくて。


穏やかに話しながら
内心、泣きたくなるほど
はらわたが煮えくりかえってました。


興味なくて、覚える気もないなら
聞いてこないで欲しい。
ホントはもう話したくもありませんでした。


私の大切にするモノも、想いも、
なんにも興味ないのなら、
共感する心がないのなら、
私のことを好きでいて欲しくない。


夫に私を好きでいる資格はない。
そう…思ってしまうのです。

夫は以前夫婦会議で
できれば再構築したいと
言ってたけれど、
再構築の努力をしたいなど、
どの口が言ってるのかしらと
思ってしまうのです。


昔から、
こういうことの積み重ねで
私の気持ちがなくなっていったのに。
根本の感覚が違うと実感しているから、
もう心は別々でいいでしょうと提案したのに。


こんな感覚なんだから、
夫がどんなに努力したとして、
もう私の心に響くことは何もないと
わかっているのに。



早く私を諦めて欲しい。

私は
夫を好きにならなくても構わないと、

再構築という方向に思いを向けず、
ありのままの気持ちで、
家族として日常生活を過ごそうと、

互いに心を束縛し合わずに、
生きていこうと、

互いに別の場所が見つかれば
快く送り出し合おうと
そう考えてくれれば、


今は同居人として、
心の距離を保ちつつ、
協力的に、円滑に、
心穏やかに過ごしていられるのです。

こちらの心に共感する感覚も
持ち合わせていないクセに
そっちだけ自分の心を支えて欲しいと
要求してくるから腹が立つ。

それぞれ、
自分の心は相手に頼らず
自分で支えましょうと。


次回の夫婦会議では、
そのことをちゃんと
伝えなければならないなと
思いました。



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