晴れてキラキラJKの仲間入りをした娘が心配でたまらない親の気持ち

4月9日。
午前中のみ大荒れの天気の中、長女の入学式が行われた。
1週間予報でもピンポイントにそこだけが雨なのだ。

当日、予報通りの大雨。そして午後からは午前中の嵐がウソのように気温があがり天気が好転。自分が子どもの時代は天気予報なんてあてにならなかったのに今や時間帯まできっちり当ててくれる。

とはいえ、嘆いてはいけない。わが家から徒歩5分という神立地。遠方から通う生徒だって多いのだ。

「入学式が雨ってサイアク～。」
「第一印象勝負なのに、髪の毛が全然決まらない。」
朝からヘアアイロンを使って必死に金髪ロングヘア―を巻いていく。アイプチ、メイク、カラコンと。
おぃおぃ、入学式から大丈夫かよ。
まぁ、校風自由・先輩から目をつけられることもなし、ということは事前情報として聞いてはいるけど親としてはハラハラでしかない。
入学式はおとなしめにしておいて周りの様子を見て変えてけば？なんて保守的な気持ちは娘は微塵も持ち合わせていない。（本当にわが子なのかｗ）
あっという間にギャルＪＫが完成した。

中学からギャルは存在していたが、たいがいその親もギャルだった。
が、わたしは地味で真面目なアラフィフババアであるｗ
一緒に歩くと、差が激しすぎる。
とはいえ・・・やはりわが子はかわいいのだ。
制服似合ってんじゃん。

入学式の行われる体育館へ入り、娘は案内された席につくとすぐに後ろの席の女の子と話し始めていた。さすがコミュ力オバケだ。

式は滞りなく執り行われ、雨のため校内に設置された『入学式』の看板の前に人がごった返す中、
「あの子かわい～。あの子みたいな髪色にしたい！！」
という新入生の目線の先にいたのはわが子だった。
いやいや、アイプチ・メイク効果やで。
とは思ったが悪い気はしない。

ちなみに評判どおり、入学式からカラフルな髪色をした生徒はちゃんといた。全体の2割といったとこだろうか。メイク率は8割以上。今のJKは本当におしゃれでかわいい。娘に『かわい～』といった子の方がナチュラル美人だったｗ

娘が絶対に入りたいといった高校。
そのために全日制をあきらめて定時制を受けたのだ。
すべては校則ほぼゼロという自由な校風が理由だろう。
定時制とはいえ定員割れになることはなく、人気がある。単位制でまるで大学のような雰囲気のここの学校は全日制も人気だ。定時制というといろいろな事情があって選ぶ子も多いが、この学校は娘のように全日には届かないけどこの学校がいい！という生徒も多い。
多種多様が特性のこの地域で、外国籍の生徒も多く『学びのスタイル』を自分で選択することができるのも魅力である。
学びのスタイルだけでなく、全てにおいて自分次第な学校である。

目立ちたがり屋・アクティブ・陽キャ・行動力オバケ
ついこの間中学を卒業した娘が自由な校風の中でキラキラJKになることは間違いない。
中学よりもっと閉鎖された高校では保護者と学校との関係はより薄くなる。
気付いたら『PTA役員』に入っていたｗ
これで学校潜入しやすくなる。
まだまだ見守り続けたいのよ、親としては。

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4月18日。
娘は毎日楽しく学校に通っている。
担任の先生と自撮り写真を撮るほど打ち解けている。
いろんな子が通う定時制には、確かに個性豊かなクラスメイトがたくさんいるが、いろんな子と話すのが楽しいようだ。
外国籍の生徒からは英語が飛び交い新鮮なようだ。
少人数制で娘に合っている環境だと感じている。

定時制に通う娘に願うことは、「高校を卒業すること。」
そのためにも学校に通うことが大事である。
小学校・中学校と学校に通うのが大好きだった娘。
時間帯が変わることでどうだろうか、という心配があったがそこは家から近い学校、というのも大きいのではないかと思う。
徒歩5分のところをチャリ通学しているのだからｗ
それでもちゃんと学校に行っているのかは気になる。
つい、職場から登校時間にLINEを入れてしまう。

親は常に子のことを心配してしまうものなのよ。
まだまだ見守り＆応援は続けさせてもらうよ。