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宗像大社献茶祭

今日は、宗像大社での献茶祭があったので、お茶の先生たちと一緒に行ってきた。

宗像大社での表千家の献茶祭は、毎年10月17日にあるのが決まっているそう。
前日が、表千家の教授者の授与式か何かがあって、家元が福岡に来ているので、それに合わせてやっているんだとか。

コロナ禍で中止が続いて、再開になった昨年度から、席の定員を設けて行われているそう。

出光展観席(お軸とお道具の拝見)、出光席(お茶席)、支部席待合(お軸とお道具の箱書きの拝見)、支部席(お茶席)、献茶、点心席(食事)が、班ごとに割り振られているので、順番に回っていく。

私は今回初めての献茶祭。
先生に着物のことを聞いたら、お献茶だからあまり派手なものはね…、紋付の方がいいけど、若い人は大丈夫よ、とのこと。

母や叔母からもらった着物は、明るめの色味のものが多い。
若いって言ってもらえるのはいつまでだろうと思いつつ、淡いピンクの着物を着ていった。

行ってみると、確かに落ち着いた色合いの着物の人が多い。
着物を誂えることなんてそうそうないけど、いつかあるとしたら、落ち着いた色味の無地の紋付が1枚あるといいんだろうなぁと思う。

お献茶では、祝詞とお祓いがあった後、猶有斎によるお点前で、お炭、お濃茶、お薄をされ、最後に奉納。
とても厳かな雰囲気だった。

私がいた場所からは、直には見られなかったけど、ちょうど正面にモニターがあったので、初めて家元のお点前を見ることができた。

出光席では、普段出光美術館に展示されているお道具でお点前をされる。
というわけで、お道具がどれもすごい。
でも、その価値がどれだけわかっているかというと、全然だなと思う。

見る目もだけど、知識も全然足りない。
良いものをたくさん見て、お勉強もしないとなぁ。
こういうお茶会に行って、少しずつ覚えていきたい。

とりあえず、お茶席に生けてあるお花はとても素敵だったし、藤丸さんのお菓子「むなかた」はとてもおいしかった。

お天気も良かったので何より。
とても良い経験ができた。

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