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課題を理想に近づけるために

今日は北九州市民カレッジ「地域力アップセミナー」の第6回。
講師は特定非営利活動法人KID's work代表理事の大久保大助さん。

テーマは「桃太郎から学ぶ!事業企画」

数年前の市民センター館長研修で、この桃太郎の話を聞いた時に、すごいわかりやすいなと思って、市民センター職員研修でも引用させてもらうことがあった。

社会教育・生涯学習における事業の企画は、課題解決が目的。
何もしなくても課題が理想の状況に近づいていくのなら、何もしなくていい。
けど、そうはならないから、理想の状態に近づけるために何をしようか考えるのが企画。

課題 → 理想
この矢印の線上に乗っかっているなら、どんな企画でもOK!

シンプルでわかりやすい。

ちなみに桃太郎は何なのかというと、桃太郎の話において、課題と理想、事業企画は何かということを考えて、解説してくれる。

桃太郎における課題は、鬼が村を荒らして困っていること。
理想の状態は、平和な暮らしをすること。
桃太郎が考えた事業企画は、鬼退治(力でねじ伏せる)。

理想に近づけるための事業企画は、鬼退治じゃなくても、貢物をして免じてもらうとか、もっと強い村にやっつけてもらうとか、色々なことが考えられる。

誰でも知ってる桃太郎で考えると、わかりやすくてなるほど!って思える。

その他にも、事業のピークをどこに持ってくるのかとか、導入をどうするのかとか、色々なお話をしてくれた。

もちろん、お話だけではなく、ワークがメイン。
後半は、各自が企画を考えて、大久保さんに講評してもらうものだった。
講評によって、新しい視点が見えてくるのがとてもありがたい。

次週以降は班ごとに企画を考えていくので、今日の学びが活きていくといいなと思う。

前回の様子はこちら


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