「安野先生のふしぎな学校」
昨日は、土曜出勤の振休と夏休を使って1日休みだったので、北九州市立美術館で開催中の「津和野町立安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」に行ってきた。
安野光雅の絵はかわいくて好き。
以前切手で「童画のノスタルジーシリーズ」というのがあって、安野光雅のものが出た時に買った切手は、いまだに使わずに取ってある。
今回展覧会があるということで行ってきたんだけど、これが想像していた以上にとっても良かった。
安野光雅は教員をしていたそうで、展示は学校の授業みたいに「こくご」「さんすう」・・・という構成になっている。
この構成と展示の仕方がとっても素敵。
かわいい!と思う絵や、この発想すごいな!と思う絵や、キレイな緑だなぁと思う絵や、なんて細かいんだ!と思う絵や切り絵の作品などなど、見応えたっぷり。
そして、プロローグとか、展示作品の合間に掲示されている文章の言葉が、いちいち深くて心に刺さる。
ヨーロッパ旅行の際に出会った青年の
「勉強をすることはインポータントではないんだよ、インタレストなんだよ」
という言葉は、心に刻んでおきたいと思った。
他にも、この言葉素敵!深い!!と思うものが随所に。
最近の展覧会は写真撮影OKのところが多いけど、今回はNGだったこともあって、これは図録を買って残しておこうと思った。
お買い上げしたのは、今回の図録と、A5サイズのクリアファイル、絵葉書2枚。
すごい好みのトランプがあってほしかったけど、しまい込んでしまいそうな気がして買わなかった。
買えば良かったかなぁとちょっと後悔。
本当に、思っていたよりずっと楽しめて、行って良かった!!と思う展覧会だった。
津和野にある安野光雅美術館に行ってみたい!!
5月に行った「横山大観展」の時に知った足立美術館も島根で、島根にこんな見どころがあったとは!!と、今行きたい県に急上昇。
旅行なんて全然しないけど、島根には絶対行こうと思う。