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私は「地球のため」にやれない

学生時代に国際関係学のゼミに入り、環境問題と貧困問題について学んだ。JICAや国際NGOに憧れたけど、そんな能力もなく就職できるわけもなかった。

地球環境のために○○しよう!
生態系を守るために△×に反対!

と、社会問題の解決を先頭に持ってきて活動する人ってカッコイイって、今でも思っている。
私も、ナチュラルお掃除講座やEM講座をする時や、今後の自分の方向性を考える時には、ついつい「地球」って言いたくなる。

でも、なんだかずーっと、腑に落ちていない所もあった。

自然は好き
川も海も山も好き
畑仕事も好き

かといって、休みの日に1人で行くほど好きか?と聞かれると、そこまででもない。
誘ってくれたら「行きたい」くらい。

じゃぁ、好きなことってなんだろう?
と考えた。

環境問題が取り沙汰されるようになった時代に、大きく社会に問題提起をして闘ってきた大先輩方はとても尊敬する。感謝している。
でも、大抵、「大活躍された方は家庭をかえりみずに社会の問題と闘っていた」というのは、環境活動家あるある。

「多忙な毎日で、昼はいつもコンビニ弁当です。」というのは、社長あるある。

「ご飯食べながらでも仕事する。」というのはサラリーマンあるある。

こういう、あるある話を聞くと、自分がやりたくないこととやりたいことがより明確になっていく。

私が1番大切にしていること。
それは、おいしいご飯でみんなと乾杯すること。

おいしい食材を育ててくれる大地や海が大事。
おいしいお酒や調味料を作ってくれる菌が大事。
おいしいご飯を食べるためには健康が大事。
健康を作ってくれる常在菌が大事。

だから、私は、「地球のため」にナチュラル生活をするんじゃないし、ワークショップをするんじゃない。
「自分がおいしいご飯で乾杯したいから」ナチュラル生活をする。
1人で動くよりも、みんなで動いた方が楽しいから、みんなで食べた方がおいしいから、みんなで動いた方がより大地や海がキレイになるからワークショップで仲間を増やす。

結局、noteで一番最初に書いた自己紹介記事↓と同じ内容になっちゃったけれど、自分の中で再確認。

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