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俺のスタートアップ日記 #1

法人化についての基礎知識

(この記事は投げ銭方式です)

【個人事業主と法人の違い】黙って法人化しとけ

ビジネスを始める時にまず個人事業主でいくか法人化するかを考える。この二つの選択肢について起業直前の私が人に聞いたりネットで調べて出てきたのは、実業した後の収益や年収によって所得税や法人税の税率が異なるからまずは個人からがいいよみたいな話だった。
とりあえずその時調べたことをまとめるとこういうことである。個人事業主は何か自分のビジネスを自分の力で走らせて日本の平均年収くらいの売り上げを叩くつもりならこれでいい、これに対して法人化は単純で青天井にでっかく稼ぐならこちらにすべき、という具合である。

私は今からこの直後にいくら稼ぐのかなど具体的なことは考えずにとりあえずできることを全部やって、自分が社会のためにできることをぶっ倒れるまでやって稼げる限界まで稼ぐつもりでいた。
なので個人事業主という選択肢は選ばずすぐに法人化の道に進み、できる限りの借り入れを受けることにした。これまでの自分の人生に対して銀行、信用保証協会がどれくらいの金額のお金を準備してくれるのか期待と不安で胸はいっぱいだった。

法人と個人の違いについて付け加えると、「信用」という意味で大きく違ってくるかもしれない。最終的には人を判断するのはいつもその「人」であて欲しいのだが、世間はクレジットカードの色や収入、肩書きでまず人を判断するのだ。どんなに素晴らしい人でも個人事業という時点で大きな取引の土俵へ上がる権利すらもらえなかったりする。なんとも世知辛い世の中である。

まぁビジネスでこれから世の中のために頑張ろうというのに平均値を狙いにいくのもなんとも情けないと思う。やるのなら最初からガツンと稼ぐつもりで始めねばつまらないだろう。

銀行から融資を受ける

貯めていた資金だけでは心許ないので銀行から創業支援の名目でお金を借りる選択肢がある。借りる先は大きく分けて二つ。

  1. 信用金庫と銀行

  2. 日本政策金融公庫

まずこの二つから資金を融資してもらうチャンスを得ることができる。一般的な融資は前年やその前の売り上げを鑑みて融資の枠を決められるのに対して、創業融資は唯一過去の売上ではなく、この事業の未来性や社長のやる気や意気込みをみて銀行が融資を決断する特別な融資なのだ。

1と2の大きな違いについていうと、1は信用保証協会という社長の信用を推し量る機関から融資の枠を指定され、それを元に信用金庫や銀行が融資を実行する流れである。信用金庫や銀行は法人に対してお金を貸したい気持ちである場合が多い。それに対して信用保証協会が、「この法人にはこれぐらいが妥当だよ」と指示を出すというわけだ。

2に関しては信用保証協会を介さずに融資を実行する流れだ。一般的に公庫と省略して語られるこの機関は景気によってはストレートに融資につながるケースがかなり稀である場合が多い。何か特別なコネクトを手繰り寄せる必要があるだろう。

私の場合は友人や支援者に恵まれ、全てがスムーズに進んでくれて身の回りの全ての人に大変感謝しかない。やはり持つべきものは友であり、その友との信頼関係を固いものにするために有言実行を基礎としたこれまで積み上げた実績やそれ相応の技術や実力をいつも提示できるよう努力していなければいけない。

口先だけでなく自らができることとできないことの明確にして、できることはとことん強化し、できないことは日々改善に努めなければいけない。

とまぁ余談はそれくらいにして、融資を受けるにしてもその融資資金を入れておく銀行が必要である。

スタートアップは銀行口座を作るのが大変

ネットバンクなら難なく作れるのでいくつか並べておく。

  • 楽天銀行

  • PayPay銀行

  • GMOあおぞら銀行

  • SBI住信ネット銀行

などなどこの辺りはスタートアップでもすぐに口座は作れる。まずはこの辺りに口座を作って会社を作った際の資本金を突っ込んでおくと良い。

あ、資本金の話もしなければいけなかった。眠いので今日はこれくらいにしておこう。資本金の決定や登記の際にも色々テクニックがあるし、今ならあの時やっておけばよかったと思うことがたくさんあるのだ。

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