5. てんきあめ

久しぶりにちょっと出かけよう せっかく空は晴れてるんだし
このままどっか知らないところへ 行ってみてもいいかもな
この調子なら 傘なんていらないや
備えがあれば憂いはないらしいが 今日は手ぶらでいたいのさ

歩きながら考えた 遠くにいく君のことを
ほっぺたが冷たいのはてんきあめのせいかな?

前を向いているのに どこかちょっと寂しくて
新しかった日々がまた 変わっちまうようで
だけどそれぐらいが ちょうどいいみたいだ
僕らまだ 朝焼けの光の中

てんきあめによく似た 心模様が疼く夜
それもありかIt's gonna be Alright

久しぶりの渋谷はちょっと いつもより暑いような気がした
気晴らしにきた そんなつもりが 人混みでまた息が詰まる

ついついまた考える このままでいいのかだなんて
なんでもできる君にまた ちょっと嫉妬してしまう


たまに思い出す 吊り革から離れてく左手と頬を撫でるようなそよ風を
これくらいの寂しさなんかひとりでやり過ごせるんだ 君のために生きてる訳じゃないし

前を向いているのに どこかちょっと寂しくて新しかった日々がまた 変わっちまうようで
だけどそれぐらいが 心地いい気がするんだ
僕らまだ 寂しさがちょっと必要なんだ

光の中の雨粒が 僕の心をまた洗い流す
雨に濡れながら道を歩く
晴れてるからとまた強がる
そんな日々だIt's gonna be Alright

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