デモ2mixの音質クオリティのあげ方 入門編
著者紹介
GOODBYE TO THE HERO ギターコーラス/コンポーズしております。
Nyse.S.W(ナイズサウンドワークス)代表、SATOJIと申します。
Nyse.S.Wでは主にRECORDING,MIXING MASTERING ENGINEER
そして各方面でのSound Produce、楽曲提供、ギターレッスン講師、PAをしております。
過去に様々なバンドのプロダクションに携わりました。
また改めて、手掛けたバンドを以後紹介致します。
ホームページもありますので、チェックして頂けたら幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://nysesw.wixsite.com/nyse-soundworks-com
RECORDING/MIX/MASTERINGのご依頼も随時承っておりますので
お気軽にご相談、ご要望のご連絡お待ちしております。
Mail: nyse.s.w@gmail.com
その他、サポート業としてRAZORS EDGEのサポートギタリストを2016年〜2018年の間行っており、大規模のフェス等の出演の経験もあります。
↑↑Rash Ball 2016/8/26 RAZORS EDGE ライブ写真
多方面からのギタープレイに関して、曲作り、音作り、MIXINGの質問が多かったので、
プレイヤーとして、サウンドエンジニアとして、そしてPAとしての経験を皆様の役に立てる事があればと思い始めました。
今後noteにて、以下の事を伝えていきます。
✔️ギターテクニック
✔️バンドサウンド各楽器音作り(PA視点からのアドバイス)
✔️RECORDING,MIXING,MASTERINGのテクニック等
✔️同期設定の仕方、同期音作り等のアドバイス
✔️音楽に対しての精神
学びたい事、知りたい事は人それぞれだと思うので、カテゴリーを分けして行きます。
Q&Aもしていきますので、お気軽に質問してください。
普段教えてないギターテクニック、MIXING,MASTERING等の隠しテクニックのマガジンも作って行こうとも思っておりますので必要の方は是非そちらもチェックしてみてください。
初回テーマ
''デモ2mixの音質クオリティをあげ方'' 入門編
さて、お待たせしました、初回テーマは
''デモ2mixの音質クオリティをあげる''入門編です。
初めに2mixとは↓↓
曲の制作の最終段階でパート毎の多数のトラック(マルチトラック音源)をL+Rのステレオ2チャンネルにミックスダウンする事。あるいはミックスダウンした音源を指す。
わかってるがな。って方もいらっしゃると思いますが、用語知識の共有として知って頂けたら幸いです。
デモのクオリティーを上げる簡単な方法があります。
それは''コンプレッサー''を使う事です。
いまいちコンプの使い方がわからない。
圧縮するというのはわかるんだけど、変化があまり感じない。
と良くお聞きします。
コンプの簡単な捉え方の入門として、
''音圧がそのままでボリュームを押さえれる''
と初めは捉えて使ってもらって構いません。
①コンプでボリュームを整える
なんとなく曲を作っていてその流れで仕上げて行くと、どれかの楽器がボリュームが大きい。
と言う状態になります。
そこでボリュームで整えると思うのですが、
その前に一度ボリュームの大きい楽器にコンプレッサー(内蔵のコンプで構いません)をかまして、小さい音に合わせてコンプレッサーをかけてボリューム落として、バランスを整えてみてください。
※注意 GR(ゲインリダクション)は-4db~-8dbぐらいにして、あとはボリュームで整えるのがベター。
それだけで、ボリュームフェーダーのみで合わせた時との音圧がかわってきます。
②全体のボリュームをあげる
コンプでボリュームを整えただけでは変化は感じませんが、2mix全体の音量をあげたら差がかなり出てきます。
マスターチェインにマキシマイザーをかけてボリュームをあげてみてください。ここで変化がかなりわかると思います。
ボリュームで整えるだけのときより、より音の定位のバランスがよく聞こえます。
これからより深くコンプのうまい使い方をお伝えできたらと思います。
まずは入門編なので、この認識でコンプを使うのがオススメです。
''デモ2mixの音質の向上はすごく大切''
⇒DAWでバンドの曲を仕上げて、デモをメンバーに共有して、練習していくと言った流れが主流になった今、皆さんが見つめ直すのはここです。
今まで数々のバンドをレコーディングやライブPAをしてきたのですが、演奏クオリティが曲によって、まちまちと感じる事が多々あります。
それは曲に対しての理解が深くまでいけないからです。
理解=完成系のイメージ
2mixの音質を改善する事により、全ての楽器がクリアに聴こえるようになれば、完成系がよりイメージできて曲のクオリティーが上がる近道となります。
そして、完成系がイメージが出来るほど、アレンジもしやすくなります。
MIXING MASTERINGをして完成すると、
よく言われる言葉として、''曲が化ける'' と言います。
バンド全体のクオリティーを上げる為に、デモ2mixの音質クオリティーを上げて完成系に近くする事はかなり重要になってくると言えます。
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