見出し画像

ビビりチキンの「ベルギー&オランダ旅日記」1:怖いもんは怖い。ビビりやから、しゃーないやん。

こんばんは。
ブーケアーティストの咲凛(えみり)さとです。


先日まで、私はヨーロッパに居ました。
その旅日記を、気ままに綴ってまいります♪

ベルギーでお花レッスンを受けることが、
今回の滞在の1番メインでした。



安全対策のこと


出発前、私は外務省の「たびレジ」に登録しました。


訪問国の情勢を逐一、LINEやメールで通知してくれます。現地滞在中も、重大な状況が発生した場合は、携帯ショートメッセージで情報を発信してくれます。

イスラエル・パレスチナ武装勢力間衝突の影響で、ベルギーの情勢もとても不安定でした。

出発を決めた直後に、ベルギー首都ブリュッセルのサッカー場でスウェーデン人を狙った銃撃事件が起きました。


フランスでもテロ予告がベルサイユ宮殿や空港で出て、避難騒ぎになっていました。


会社で支給された会社ロゴ入りのスリ対策リュック。それを使おうとしていましたが… その会社ロゴは、スウェーデンのものでして速攻で使うのを辞めました。

サッカー場での事件発生直後のベルギーは、テロ脅威度を最高段階の4になっていました。


そこから出発まで、ほぼ毎日、ベルギー国内の銃撃事件報告メッセージを受信し続けました。


ブリュッセル近郊や、そこから少し外れた田舎町で、銃撃事件発生。犯人は、自転車で逃走中、徒歩で逃走中云々…


メッセージを受信するたびに、私はとんでもなく怖さを感じました。


オランダからベルギーに移動する電車の中で銃撃発生したらどうしよう… ホテルで銃撃事件起きたらどうしよう…  観光地のレストランやショッピングセンターで起きたらどうしよう…

行くべきか、行かざるべきか、ずーっと思考の綱引き状態でした。


怖さを超えて一歩踏み出すことの大切さは十二分に理解できるけれど。


命の危険を冒してまで行く必要があるのかどうか、超超超真剣に悩み続けました。



そして、日本という島国の浮世離れした平和も身に染みました。大陸に目を向けると、あらゆるところで戦争が起きているから。



ベルギー行きを悩み続けている最中。


日本でも銃撃犯立て篭もりニュースが飛び込んできました。お世話になっている大学病院の系列病院です。


どこにいても「絶対安全」は無い、と思い始めました。

思考の綱引き状態で答えが出る訳もなく。

ベルギーでのレッスン前日まで、ベルギー行きは迷い続けることにしました。


「うさぎのように臆病であれ。」


近年のテロの傾向と対策を、外務省が出している「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」を読んでお勉強しました。


こちらです。結構面白かったです。


余談です。


私は、気分転換に「漫画を読むこと」をこの夏頃から取り入れています。


漫画の世界は、非日常の世界です。気軽に読めるし、読み出すと止まらないのです♪

芸術物の漫画を大人買いして、読み進めています。

✔︎ブルーピリオド
✔︎最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常
✔︎ギャラリーフェイク
✔︎さよならソルシエ
 →ゴッホの物語・オランダのゴッホ美術館訪
  問の感想も後日綴ります♪



(話を戻して)

有事の際、対応策を知っているのと知らないのでは、その後の運命にも雲泥の差が出てくるであろうと思いまして。


海外は、日本のように安全が担保された国では無いということ。

自分の身は自分で守ることが第一であるということ。


そのことをしっかりと自分自身に言い聞かせた次第です。


ゴルゴ13の主人公の名言をご紹介します。

10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ…残る40%は…運だろう…な…

ゴルゴ13の名言

うさぎのように臆病であれ。

ゴルゴ13の名言



ビビりチキン、万歳!


怖がりなもんは怖がりやから、しゃーない。もう、どうにも変えられないです笑。

ビビりチキンの怖がりだからこそ、得られるメリットもあるのです。

  • ビビるまくるから、色々と下調べをしたり準備を進めます。

  • ビビりまくるけれど、「挑戦」を諦めることはしません。

  • ビビりまくりながら、「決心」を固めて行きます。

  • ビビりまくるから、相当腹を括っています笑。


よろしくないのは、感じる怖さや不安を「無いもの」にすることだと思います。


「不安だからやめる」というパターンを持ちつづけることも
、世界は狭まるばかりかとも思います。


(偉そうに、綴ってますけれど)


「怖れ・不安」は、2種類に分類できるそうです。

  1. ただ感じるしかない不安:
    危険を知らせてくれる役割がある。慎重になることを教えてくれる。

  2. 解消できる不安:
    調べたり人に話を聞いてもらって解消できるもの。


私が、ベルギーのテロに対して感じていた不安は、1と2のミックスでした。


色々と情報収集しました。もしもの時の対処方法を、さらっとゴルゴ13で読みました。


ちょうど、埼玉の病院で起きた銃撃の時も、看護師さんが咄嗟に「ガラス窓から離れて地面に伏せて!」と声を上げられたことがニュースになっていました。

とても冷静な判断だと思います。対処法を知っているのと知っていないのでは、やっぱり結果も変わってくるのだと思います。

どんな気持ちであれ、醜いものであれ綺麗なものであれ、自分の中に湧き起こる感情は、「全て自分の感情である」と認めることを大切にし続けたいです。

そして、これからもチキンさとは、この言葉を呟きながらチャレンジを続けていきます。

怖いものは、怖いねん。しゃーないしゃーない。


今日はこの辺でおしまいにします。今日もお読みいただきありがとうございます。


段々と冬らしい気温になってくるようです。暖かくして素敵な週末をお過ごしくださいませ。


咲凛さと


💓ご案内


心理カウンセリングモニターさま募集中です。おかげさまで、あと2枠となっております。



花カフェのご案内
ホンモノの花に囲まれてランチ会開催します💓こちらもお陰さまで、あと1席となっております。