あけましておめでとうございます

Bluetoothキーボードを購入した、という記事からはや2ヶ月半も過ぎ去っていました。

あけましておめでとうございます。

年末のツイキャスでも言ったのですが少しここの更新頻度もあげていきたい2021年です。抱負とまでは言いませんが。

みなさん今年の抱負とか決めました?

という話。ちなみにわたしは決めてないです。

この時期のインタビューやトークイベントでは避けて通れない「抱負トーク」なのですが、やはり2020年思い切り過ごせなかったせいなのか、いつにも増して年末年始感がないなあという印象なのですが、いかがでしょうか?

わたし自身も2020年はnotallとしてもイレギュラーな1年で、こんなにライブをしなかった年も、年間の計画が崩れたとしも初めてでした。
そしてまた明日にでも緊急事態宣言が発令されるかもしれないという中で、どうなっていくんだろうという思いです。

なので、と全てをコロナのせいにするのもいかがなものかとは思いつつやっぱり「年明け!気を新たに!」みたいな雰囲気は薄いんですよねえ。

『ソウルフル・ワールド』を観ました

例年がっつりお正月休みをいただくnotallなのですが今年は3日がライブ始めでして、慌ただしいように思われますがそれ以外はかなりゆったりですので映画もテレビも存分に楽しんでおります。
CMでやっていたピクサー最新作の『ソウルフル・ワールド』が気になりすぎて(もともとピクサー作品がかなりすき)、ディズニープラスなるものを契約して鑑賞するほど。

『ソウルフル・ワールド』、なかなか哲学的で、設定?を飲み込むまでに時間を要したのですが、やっぱりキャラクターは可愛いし映像は綺麗だし、年始に見るにはぴったりかと思います。

あらすじとしては、ジャズミュージシャンを目指す音楽教師・ジョーが、そのチャンスを手に入れた日に不幸にもマンホールに落ち死にかけてしまう。ジョーの魂はそこから、生まれる前に性格を決定づけ、抱く興味(きらめき)をあらかじめ見つけ出す「ソウル」たちがいる世界に迷い込んでしまったのだ。そしてそこには何百年もの間、自身の興味を見つけ出せないソウル、「22番」がいた。「ピアノを弾くこと」が生きる目的であり、そのチャンスを手に入れかけているために現世に戻りたいジョーと、何をしたらよいかわからない22番が出会い始まる物語。

(あらすじまとめるの苦手で読書感想文が泣くほど嫌だったことを思い出しながら書きました)

ネタバレ見たくないひとはここでやめにして下さい。






現世に戻ろうと奮闘する中で、22番の魂がジョーの肉体に入り、ジョーの魂が猫の身体に入りこんでしまうんです。ジョーの体で初めて人間の世界を過ごす22番は、歩けることに感動し、風の香りや落ち葉・空の美しさなんていう何気ない日常に「興味」を抱き、きらめきを見つけ出す。

「生きる意味・目的」なんてなくてもいい
「生きていることが素晴らしい」
一瞬一瞬を、大切に。

このテーマがど直球につきつけられるのですが、こういう視点ってしっかりと持っておかなきゃなあと改めて思いました。

「抱負」や「目標」って自分を奮い立たせるのに大切だと思うし、表に立つ仕事をしている以上、夢を語ることでみんなと気持ちを一つにして頑張りたい。
それは重々わかりつつも
その年の抱負や目標が叶えられなくたって、1年に経験したことはすばらしいことでしょうし、

わたしはいま自分がこうやって活動・発信するために生まれてきたのかなあ、と思っているけれど
人生の「意味や目的」を失くしてしまっても、自分の人生そのものが終わってしまうわけではない。

だって、生きていること自体がすばらしいことだから。

という思いにいきついてしまいました。かなりやっつけみたいな言い方になりましたけど。

何をやってるんだろう、自分は何も成し遂げてない、なんて大人なら1度は思ったことがあるだろうし、
わたし自身もそんな気持ちになったり、たとえばこの仕事を辞める時が来たら・・・その人生に価値はあるのだろうか?などと自問自答することもある。

自分の人生を、自分自身を認める。
って難しいことではあるんだろうけれど、わたしはみんなに認めてもらうことで自分を肯定できるようになったから、そんなふうに迷ったり悩んだりしている人がいたら「いいんだよ」って伝えてあげられたらいいなあと思うのです。

新年の抱負だって、決めても決めなくてもいいんだよー!


おわり。

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