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趣味 一人旅って言ってもいいころですか

2017年から1年に1回程度ですが一人旅に行くようになり、ようやく趣味・一人旅と公言してもいいのではと思うようになりました。「旅」というほどかっこいいものではなく、しっかり観光地を観光するモデルルートのような旅行であるのですが。

そもそも「一人」旅とわざわざ一人を強調する必要あるんか?というくらい私は基本行動が一人です。
買い物、映画、舞台鑑賞、行きたいところには学生時代から積極的に行くタイプで、趣味が同じ友人というのも少なく、人と予定を合わせるために連絡するというのが得意ではない。プライベートにおいてはかなりの連絡不精。

社会人になってからもアイドルという仕事柄 平日休み、かつ、直前までスケジュールがわからなかったので、学生時代からの一人行動は加速していったのでした。そしてその加速した先にあったのが一人旅です。


2017年、9月10日。
notallにとって最大規模のワンマン、Zepp tokyo公演後に1週間おやすみがもらえることになった。

2014年結成以来、土日祝はライブが1日2本ずつくらいあり、平日にもイベント。リリース時期には9日間連続リリイベがあったり、もちろんその合間を縫ってレッスンやリハ、ラジオ収録をこないしていた。こう書くとハードだな〜。ワーカホリック気味なのでなんとも思ってなかったけど。
連休がない!というわけではないものの、1週間ものやすみはなく、しかもそれが事前にわかっているというのは初めてのことでそれはもうみんな大層喜んだ(気がする)。

何をしようかなというワクワクはありつつも、それ以上にZeppをファイナル公演としたツアーも周り、フェスにも出演、リハや宣伝活動に奔走したため、「海外行きてえええええ」と思いを胸にあついあついその夏をやり遂げた時にはもう9月11日だった。

連休、初日。
航空券を調べながら、やはり1日2日前に初めての一人旅で海外は怖いので行き先を国内にシフトチェンジ。今まで行ってみたいと思っていた伊勢神宮か、広島にしよう!と下調べするうちに「あれ、これ、両方いけるな・・・」と3泊4日の旅に出ることを決めたのでした。

旅の様子は、Twitter #さとはるちゃんの夏休みツアー で検索!

一人旅を終えて、率直に「また絶対行く・・・」と思った。そして「次こそ海外にチャレンジしよう」と。フリーで自然体に過ごせる時間は想像以上に心が満たされ、じぶんが組んだ旅程通りに進んでいく気持ちよさもあり、何より全く寂しくない!と気づいてしまったのです。

食べたい時に食べたいものを食べたいだけ食べ、心配性のため入念に調べた電車やバスを これまた心配性でせっかち故に5分前行動で待ち構え乗車し、それでいて長居したくなったところでは時間を気にせず滞在する。こんな贅沢な時間の使い方があるだろうか。

もちろん、複数人で行く旅行もたのしい。
ただこの満足感に気づいてしまったわたしはこれからも一人旅を人生の楽しみのひとつとして続けていくと思う。

わたしの一人旅は最初にも書いたけど観光地をしっかり観光する。バックパック1つで、なんてことはほぼないし、ガイドブックを買い、見たい・行きたい目的地をある程度決め調べる。一人旅というと現地の人との交流を主とした旅もあるかもしれないけれど、あくまで観光ベースなのでほとんど人と話さないこともある。それでもこれだけ、楽しめいてるのは本人の一人慣れの強さもあるけれど旅行という日常からの逸脱がもつ魅力に取り憑かれているんだろうな、と。

これからも行きたいと思ったところに、気ままに行ける暮らしができたら最高だな、今は熱海と静岡のサウナしきじ、あとはニューヨークでブロードウェイを観に行きたいなあと思っています。いざ。

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