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カビは汚いけれどさ

夏の間、エアコンを切らずにずっと窓を閉めっぱなしにしていたからか、壁の一部にカビが生えてしまった。
外側に室外機がある部分の壁なのだが、そこだけにカビが生えている。

部屋を換気してみたり、カビキラーを薄めた液体を浸したキッチンペーパーを壁に貼り付けて掃除してみたり、歯ブラシで擦ってみたりしたけれど壁は汚いままで、一向に綺麗になる気がしない……。

でもさ、こういうカビとかを通してなんかいろいろ自分らしさみたいなものが見えてきちゃって、面白いんですよ。カビが部屋に生えて何が面白いのって感じなんだけどさ。

なんで部屋一面は壁なのに、そこの部分にしか生えないの?とか
黒いカビもあれば赤いカビもいるけどその違いなんなの?とか
カビって人体にどういう悪影響があるの?とか
カビキラーでなんで落ちないの?とか

そういうことを考えながら、すぐには綺麗にならないから
1ヶ月間くらいカビと共同生活しちゃって、私はご飯を食べたりしてる間も
カビは何かを餌に増殖してるわけで。
食べ物にカビが生えるならなんとなく想像できるけど、壁に、そこの一部だけに生えるってやっぱりなんなの?って思うわけで。

空気が溜まりやすいの?
美味しい餌が集まってるの?
室外機の内側って何かなってるの?

平たくいうと知識好奇心が汚いっていう感情に勝ってるだけだけど、
「ウェ〜〜〜汚い、無理まじ無理」とはならないわけですよ
逆にどう汚いの?っていう感じです。

ちなみにこの話、友達と「どういう人がタイプ?」っていう話をしていたときに
「こういう私を受け入れてくれる人がいいな」の一例でございました。

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