自称格ゲー芸人、サトガミとかいうヤツの話 ~格ゲージャンキーが大会開くまで~



長々と自己紹介するだけです。長文苦手な方と自分語り苦手な方には辛いかも。



はじめましての方、はじめまして。そうでない方はいつもお世話になっております。サトガミと申します。

ワタクシ、本当ならこういう文章ってあまり得意ではないので普段は書かないんですけど、今回といいますかここ最近といいますか、色々と劇的な変化があったので折角だしまとめてみようということで、今回こちらの記事を書かせて頂いております。良かったら見てって下さい。



そもそも格ゲーを始めるにあたり

このところ、格闘ゲームの大会運営等をやり始めた事で少しだけ知名度が上がったのでは?と勝手に思ったりしてますが、思えば自己紹介らしいものも全くしてなかったのでここでさせて下さい。

元々私は格ゲーなんぞやる人間では無くて、本当なら今でも「真・三國無双4が神ゲーですわ!」って言ってたかもしれないんですね。母親が少しだけ「ストリートファイターII」をプレイしてて、その話もちょっと聞いてたから格ゲーについても少しは知ってる。けどそもそも、あんな殴り合うだけのゲーム何が面白いんだろうか。こっちが殴られたらそれはそれでストレスだし、一方的に殴れた方がまだ良い。そう思ってました。そんな訳で、当時私の周りで流行っていたスマブラとかも全く興味が無く、割と知り合いの間では浮いてましたね。悲しい。

ですが、ある時私に転機が訪れました。

当時アニメを好きで見ていた「ペルソナ4」。お話もキャラクターも大好きで、vita版のゴールデンは5周程しました。そんなペルソナ4のキャラクター達が出ている格ゲーが出ているらしい。ちょっと気になりますわね。触ってみたいな。私はゲーセンに向かいました。

後はお察しです。私はチョロいんです。

最初は「ちょっと触れればいいかなー」位の軽い気持ちだったのですが、気付けばパンパンだった財布の小銭入れがスカスカになってました。当時学生だった私は、アーケードモードをひたすら周回し続け、そのまま1000円程注ぎ込みました。休日の夕方に人のいないゲーセンで金を入れまくる狂気。いやしかし、格ゲー面白いわ。コマンドとかよく分からんけど、何かすれば何か出るのがまたおかしい。そう思ってその日の帰り、家庭用のディスクを買って、帰ってからめちゃくちゃやり込みました。思えばこの時、既に格ゲー沼に五体投地してたんだと思います。

それからは、同じ会社繋がりでBLAZBLUEシリーズ、ギルティギアシリーズを筆頭に、兎に角触れる格ゲーは沢山触りました。もっとだ、もっと!もっと来い!完全にシーブック・アノー君状態でしたね。

しかも当時遊び相手が欲しいあまり誕生日やら何やらで何かに理由をつけて格ゲーのディスクを押し付けてました。後悔はしてません。



今、んゆーへの扉が開く

こうして格ゲージャンキーになったワタクシことサトガミなのですが、「アカツキ電光戦記」と「MELTYBLOOD」、それから「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」という三作に触れる事で更なる転機が訪れます。この三作からどういう繋がりで転機だったのか分かった人は格ゲーマーの人ですね。

事の始まりはPCで遊べる格ゲーを探していた時です。おすすめまとめブログか何かで紹介されていた「アカツキ電光戦記」。無料の体験版で4キャラも使えるということで、私は一目惚れした「アカツキ」というキャラクターを触ってました。BLAZBLUEのようなコンボゲーといった感じではないけど、硬派な感じが面白い。攻性防禦とかいうつよつよカウンターシステムも独特でいいですな、ジャンケンのしがいがある。後は「神風」とかいう必殺技で無限に気持ち良くなれます。コッチジャ。

続きまして「MELTYBLOOD」。これはSteamのセールで買いました。名作過ぎてPS2版も買いました。つまり、この書き方で分かる人は分かると思いますが、私はAACCからAAに入ってます。アホか。琥珀さんが好きすぎて今でもたまに遊んでます。ラストアークの発動がムズすぎたのと狙い過ぎでシールドピカピカさせてたせいで一時期「ピカチュウ」って呼ばれてました。

最後に「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE(以下BBTAG)」。BLAZBLUEシリーズということで購入したのですが、ペルソナやらRWBYやら個人的テンションアップの材料が沢山でした。そんな中一際異彩を放つゲームタイトルが。そう、アレです。


「UNDER NIGHT IN-BIRTH(以下UNI)」です。


何か聞いた事あるぞ。アレでしょ、無限にコンボ繋がるヤツでしょ。怖いんですけど。

当時私はいわゆる「永久コンボ」があるゲームを敬遠している節がありました。色々触り過ぎてるせいで何一つやり込んだ格ゲーが無かったせいで、そんな恐ろしいことされたら間違いなくメンタルブレイクされる。そう思ってなかなか手が出せなかったのです。まあ、今では調整されて中々に遊びやすくなってますが。みんな買おうね。

そしていざBBTAG君でUNI勢のキャラを使い、驚愕しました。強烈なリーチ(最初期のゴルドー許さん)、暴力的な攻撃性能(ワレンのリバサは未だにトラウマ)、そしてハイドとか言う奴の読めない必殺技。なんだこれは、一体何だというのだ。だいぶお腹いっぱいでした。

さて、そんな中BBTAGのアップデートに伴い追加キャラクター達が続々と増えてきました。私は「All-In-Oneパック」なるものを買っていたので流れに身を任せる状態だったのですが、再び驚愕することになります。

ユズリハ、そしてミカ。彼女たちがいなければ、きっと今頃UNIには触っていないと思います。どっちもデカいんですよ(何がとは言わない)。そして可愛いんですよ。「えるぼー☆」、「でよよーい」、「んゆー」の3点を聞いて何も思わない人は私の所に来てください。洗脳します。


UNI沼にハマり、そして大会へ

こうしてあっさり落ちた格ゲー魅力耐性ゼロのクソ雑魚ことチョロガミ君は、UNIの沼に五体投地しました。当初ユズリハかミカちゃんを使う予定でしたが、キャラクターセレクト画面の右下の端にヤツがいました。

「アカツキ電光戦記」の主人公、「アカツキ」こと「フンフンチェスト」君です。

正直意味不明でした。超リーチを押し付け合うイメージのこのゲームにステゴロだと?何考えてやがると思いました。思いながら、選びました。嫌な予感はしましたが、避けられなかったのです。電光戦記でのあのカッコ良い姿が忘れられなかったのです。

そして、ここから大変でした。

案の定超リーチの前にコテンパンにされます。BBガチ勢だった知り合いの初心者ユズリハに手も足も出ず、いや手も足も出したんですけど、全て刀や肘の前に粉砕され、神風が撃てるようになる頃には死んでいた気がします。あのエルボージャンキー許せねぇ。

そして数ヶ月。ユズリハどころか誰にもまともに勝てません。それどころか、ネットの荒波を前に私は玉砕寸前でした。にも関わらず、触る格ゲーは増える一方。阿呆ここに極まれり。このままでは不味いと、一先ず色々置いておいてUNIをやり込むことにしました。トレモ行って知り合いとプレマして、たまに熱帯行って、ミッション行ってプレマして、後は黙々とトレモして……

そんなある時、コロナ騒ぎでオフ対戦も出来ずモヤモヤしていた所にある噂が耳に入ってきました。「UNI初級者大会」。なるほどそういうのもあるのか!真面目にやり始めて数ヶ月程だけど、参加するだけタダだろうと大会ページを開き、絶望しました。

ランクカラーの規定に引っかかっていたのです。

知り合いとプレマをしまくっていた当時の私は、何故か相手と勝率ほぼ5割になる事が多くそのせいかランクカラーもスルスルと上がっていました。一時期実力に合わず赤とかだった頃もあります。そんな訳で私は大会に参加する機会を逃しました。初心者大会の尽くはカラーで引っかかり、それ以外の大会は日程が合わない等、恐らく運のパラメータが死んでるんじゃないかというレベルで参加出来ませんでした。ちなみに書いている今も比較的死んでます。

自分の実力も測れない、プレイヤーさんと交流も出来ない、挙句上手くなれない…正直このゲーム色々な意味で向いてないのではないかと、トレモを続け、時折他の格ゲーを触りながら思いました。一種の逃げの考えでした。

しかし、そんな時ふと思った訳です。「出来ないならやるか」と。

何もコンテンツに関わる方法が一つしか無いわけでない。戦えないなら、戦いの場を設ける人間になれば良いのではないか。何も出来ていないUNIに対する未練から目を背けることがどうしても出来ず、苦し紛れに考えた必死の方法でした。幸い環境も整え易いご時世でしたし、何より簡単に大会運営が出来るというサイト「Tonamel」様、あと私の無茶振りに賛同して手伝ってくれてるザックス君、あと大会を開くにあたり参考にさせて頂いた多くのUNI先駆者の方々には頭が上がりません。本当にありがとうございます。


最後に

こうしてUNIの大会を開く運びとなった訳ですが、詳しい話はまた別の機会でお話したいと思います。しかし、大会を開いた事で多くの人と繋がりが出来て、なおかつ交流する機会も沢山得られたので、色々あったけど大会を開いて良かったなと思いました。現在はモチベーションも安定して、折を見て自分から大会参加とかしてみたいなとか考えております。それから、UNIは勿論それ以外にも色々やってるので、もし見かけたら適当にボコしてやってください。変態なので喜びます。




駄文かつ長文にお付き合いありがとうございました。最後まで読んで下さった貴方に感謝をして、今回はここまで。

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