見出し画像

言葉のアウトプット

最近のボクちゃん。
IEPプログラムで学校に行くようになって日々少しずつ成長していると感じる。

Language&Speechに発達遅れがある僕ちゃん。以前よりだいぶ単語だけどワードが増えた。でもまだまだ話せない方で、今日も学校帰りに少年たちと交わり、普通に少年から"この子話せないの?何歳?3歳なの!僕のおとうと2歳だけど話せるよ"ってまあ無邪気なナイフでめったぎりにされました😂

うん、圧倒的に喋らないし、喋りたい気持ちで喋ってるから宇宙語なんだよね。だけど、わたしと2人で過ごす時間よりも圧倒的に使う言葉数は違うくて、吸収してるんだと思うわけ。

わたしと2人で過ごしていた時間ってね、多分わたしも理解できる言葉でバリエーションの変化はなく、毎日ほぼ同じ言葉を使ってただろうし、SLPの方と明らかに違うのは僕のする行動、見てるものを言葉に表すということではなかった。

例えば、色を聞くのも、

👩‍🦰これ何色?
👦🏼…
👩‍🦰アーカ!アカ!赤色でしょ!

みたいにしてた

でもSLPの方は

👱🏻‍♀️It is Red! It's Red! Color is Red!

って僕が見えているものを指さして伝えるだけ。

でもそれってめちゃくちゃ大事だったのかもと今思う。どうしても、答えを言わせようと質問するけど、そうでなく、インプットさせる。

赤はこの色ね、赤だよ〜赤〜

それを何度もやるうちに、赤色ってこれ!赤色だ!って繋がると、自ずと口からもでる。これがアウトプット。これ何色?って聞いて、まだ繋がってないからわからないのに、赤でしょ!って上目線でゆうてる!!

発する言葉だけではない。
日常の中でも、私にとっては当たり前の言葉。

「片付けなさい。」

これだって片付けなさいってどういうこと?っていうことを知らなかったらできない。

このおもちゃをここに入れまーす!
って見せてあげて繰り返ししてあげることで行動のコピーができるようになって繰り返し伝えることで「片付けるとは元の位置に戻ることか」とつながる。

どうしても私に軸で私の当たり前で物事を見てしまって、なんでわからんねん!とイラつきを感じてしまっていたけど、少しだけボク目線を少しでも採用したらイラつきは収まることだった。

自分に置き換えてみて。
知らないことを急に質問されて答えられるわけがないじゃないか。やったことないことをやれって言われてもできるわけないじゃないか。
でもできなかったら怒られるっていうスパイラル。地獄やん。

インプットした言葉や行動をアウトプット=声に出してみることや行動してみることで自分自身も思ってたのと違うとかこれだ!とか発見しながら繋げていくものなのかもしれない。人生はトライアンドエラーがあるから成長していけるんだな。

お家に来てくれてたSLPの方が言ってたのは

耳にする音と目にするモノを一致させるには少し時間がかかるからこそ、リピートすることが大事。同じ言葉を同じジェスチャーで続けていく。子供のコップに言葉をたくさん詰めて詰めて詰め込んであふれたときに初めて言葉が出る。一回や二回聞いただけでは言葉が流れていってしまうだけ。100回200回ってリピートは大変だけどそれくらいリピートしてすることで言葉が培われていくからね。

と言われたのを思い出した。

週4回学校に通うことで毎日同じルーティンで先生然りお友達もいて相手に何かをつたえたい時に最初に出るのはジャスチャーでそれをきっと先生が間に入って何度も何度も繰り返して起こしたい行動を言語化してくれているからボクもアウトプットできるようになる。アウトプットできるようになることが言葉の存在、理解をしたボクの証拠なのだな。

そのアウトプットをできたことを私はひっそりと積んで喜びにしよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?