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思い込みで人を見ていない?

こんにちは!さとです。

前の職場に、目の見えない方がいました。
何でもひとりでできる方で、混雑する電車通勤も、メールのやりとりもそつなくこなしていました。

ある日、その方が「職場から一番近い銀行はどこ?」と周りの人に尋ねていました。

尋ねられた人が、歩いて5分くらいの銀行の場所を伝え、「一緒に行きましょうか?」と言っても、目の不自由な方は「大丈夫、ひとりで行けます」と答えていました。

銀行までの道は大きい通りがあって、横断歩道を2回わたるようなところ。
大丈夫なのかな?と私も心配に思いながら見送ると、昼休みの終わりに「無事に行けました」と笑顔で帰ってきました。

初めての場所に問題なく行けるその方を尊敬すると同時に、他の人には抱かなかっただろう余計な心配をしていたことに、ハッとしました。

「銀行にたどり着けないんじゃないか?」と勝手に「できない予測」をしていた…。そんな自分が恥ずかしくなりました。

子どもに対しても…


こういう「できない予測」は、子どもにしがちだなと思います。

たとえば、長男が今まで怖がっていた木登り。きっと今日も登れないだろうなと思っていたところ、2mくらいの高さまで、スルスルと登っていきました。

「また勝手な思い込みをしていた…!」と気づき、ふと考えるのです。

これがもし、逆の立場だったら?…と。

自分だったら、「できないでしょ?」と言われるより、「あなたなら大丈夫」と言われる方がよっぽど嬉しい。少しくらい心配な気持ちを相手が持っていたとしても、それを言葉にはせず「大丈夫」と言ってもらいたい。

先入観は脇において、信じて見守る。
そして、「あなたなら大丈夫」と伝える。

自分が言われて嬉しいことを伝えていこう。
そんな風に、どんとかまえた人でありたいなと思うのでした。



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