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本当の戦争反対

突然ですが

「仕事で失敗をしたくない!」

と言って、仕事の失敗がなくなると思いますか?そんなわけないです。誰でも分かります。ところが、

「戦争反対!」

と言えば戦争がなくなると思っているバカが大量にいます。
 超当たり前のこととして、失敗をなくしたければその原因を特定し、問題解決の手段を考案し、実践する必要があります。
 
戦争反対の立ち位置を表明することには一定の意味があると思いますが、戦争の意思決定を行う悪逆非道の為政者にとって、貴方の意志などどうでもいいのです。関係ないです。
戦争反対を表明することに戦争を防ぐ効果はないんです。
ダダを捏ねる赤子のように結果論を欲するのではなく、利害対立を解消するソリューションを考えましょう。

そもそも

 よくある「皆で武装をやめよう!」というやつですが…。
自分だけ武装解除したフリをして隠れて武装したまま、弱った他の国々を根絶やしにして全てのリソースを自分のモノにする、というのが最適化になってしまうようなルールのゲームを開始したらどうなるか、考えてください。それこそ第三次世界大戦が起きます。
 そもそも、それが嫌だから皆考えて考えて、それでも分からなくて困っているわけです。「憲法9条を世界中で守ればいいんだ!」などという意見は、「パンがなければお菓子を食べれば良い」というようなものです。そもそもそれが出来たら苦労してねぇよ。だから皆困ってんだよ。
ということです。

戦争の原因

 多くの場合、エネルギー資源や産業に必要な鉱産資源や食物や土地などのリソースが各国で競合してしまうことが原因です。
本質的には、エネルギーです。エネルギーがないために奪い合うのであって、戦争の原因となる利害対立を解消するにはエネルギーにゆとりを生む必要があります。

戦争を防ぐ具体的な対策(たとえばその1)

 理想は言えば実現されるわけではない。原因を特定し、それを解消するのに有効な策を講じて実践する必要がある。というようなことを言いました。そう言うからには、私も例を一つ挙げましょう。 
 真っ当に考えれば、新しいエネルギー源を見つけ出す研究を行い、電力に変換する手法を確立する、となるでしょう。もちろんそれが難しいから困っているわけで、そもそも誰もが物理学や工学に詳しいわけではないですから、この仕事に従事できるとも限りません。しかし、エネルギー開発の研究者に寄付・投資してこれに寄与することが出来ます。
 SNSで戦争反対を言っている暇があったらエネルギー研究について調べるくらいしておけよ。というのが一つの意見です。

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