見出し画像

新規架電 その14 行動量の立て方2

こんにちわ里だけです。
前回は行動量の立て方の重要性を書きましたが、今日は計画をどうやって立てるかを書いていきます。

前回の記事はこちら

前回も書きましたが、行動量の計画をしっかり立てないと、途中で想定外のことが起こった際に仕事が終わらなくなります。
ですので、おすすめなのは自身の行動量を1ヶ月分あらかじめ自らで全て決めてしまうことです。(前月の最終週に翌月の行動計画を立て、皆で共有する)

例えば以下のようにカレンダーを作ってしまします。

スクリーンショット 2020-08-20 8.56.56

新規架電時間・アポ予定コマ・チーム打ち合わせ・既存顧客対応・セールスミーティング・企画書作成時間・上長との相談時間・お昼の時間・バッファに至るまで、未来の時間を全て先に決めてしまうのです。
(運用中に急にアポが入ったり、予定と違うスケジュールになったら該当コマを入れ替えて全体のコマ数は変わらないようにします。)

こうして一ヶ月分の枠を決めると、自らが架電できる時間が可視化され、あまりにも少ない行動量になったり、むちゃな計画を立てることもなく適切にセールスキャパシティを測る事ができるのです。

取り組み当初は企画書作成がどれくらい発生するか前月にはわからない。とか、アポが取れるかどうかもわからない。と言った具合に決まっていないことを書き込むのを躊躇してしまう方もいると思います。

初めのうちは時間の見立てが甘く、企画書作成が思ったより時間を食ってしまったり、お客様対応が時間をはみ出してしまったりとうまくいかないですが、これを毎月繰り返してやり、前月の行動振り返りも行いPDCAを回していくと見立てる精度が上がっていき、自らの1ヶ月の持ち時間とこなせるタスク量がわかってくるのです。

またこのカレンダーに入れる前に、スプレットシートやエクセルなどで時間のサマリを作り、何にどれだけ時間をかけられるのかをあらかじめ可視化して置くことがポイントです。

大事なのは、これはセールス自身が自分で作ることです。

上長が作ったものをこの通りに行動しろ!と出すのはよろしくありません。
それはマイクロマネジメントになり、メンバーの自尊心を傷つけ、管理されているというストレスを与えるだけでなんのメリットもありません。

「一人のセールスの1ヶ月の持ち時間はそんなに多くありません。」

ただ漫然と働いているとそれに気づかず、宣言した仕事が未消化で終わるか、無理な仕事量を終わらせるために毎月毎月無駄に残業を重ね疲弊してしまうのです。

セールス自身の持ち時間の再認識、仕事の適正な量の把握、さらには自らのタイムマネジメントのためにこれを行い、生産性をあげ、集中して働き成果をあげるのです。

人間は驚くほどセルフマネジメントができない生き物です
だからこそ、自らが作ったルールとスケジュールで自らを律し、実施できたかの振り返りを行うのが大事だと思います。

これをやり始めてから、僕のチームは残業がなくなり、行動量が130%くらい伸び、一人一人が時間単位で今やることに全力で集中し、とても高いパフォーマンスをあげるようになりました。

また、自分がメール対応にどれくらい時間がかかっているのか、企画書を作るのにどれくらい時間がかかるのか、新規架電を1時間で何件行なっているのかなど、自らの生産性を圧倒的に可視化しますので、自身の気づきと成長のスピードは飛躍的に伸びます。

是非、怖がらずにやってみてください。
里だけでしたー

僕の他の記事はこちらです
#営業ノウハウ #営業ハウツー #セールスノウハウ #セールスハウツー


サポートありがとうございます。 サポートしていただいたお金の30%を慈善団体などに寄付いたします。皆様の愛をいただいた分の一部を助けが必要な方にも流れていくことで素敵な世の中になるといいなと思っています。 残りは僕へのノウハウ代としてありがたく受け取らせていただきます。感謝。