(4/6_観察の練習)レジの音
近所のスーパーで買い物した時の話。
今日は、自炊をするためにスーパーに買い物に行った。必要なものをカゴに入れてレジに行った。「いらっしゃいませ〜」と研修中の札を首から下げた店員がスキャンしてくれた。
「ピッ、ピッ、ピッ」と小気味良く音がなっていたが、急に、「ビビッ」と少し低めの音に変わった。ちらっとカゴの方を見ると、アボカドだった。アボカドだけ二つ買っていたので、違う音がなったようだ。おそらく、同じバーコードが通った時だけ、二重に打ち間違えるエラーをなくすために、音が変わっているのだろうなと思った。こういう細かいヒューマンエラー防止策がスーパーのレジにも設置されているというのは、何気にすごいことだと思う。実際問題が起きない限り世間では、気づかれることはないのだろうから、ネガティブな問題が起こらないようにする設計は、当たり前だが問題が起きないことがすごいことなので、世間から絶賛されることは、少ないだろう。毎日何万人もの人が、レジの打ち間違えから救われているかもしれないのに。黙って黙々とミスをしないレジが少しかっこよく見えた。