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夕鶴、小指の無い天使、メンドクサ人生(ヤケ④)(9/16)

たづ鳴きて夕焼け空は滲むともその生まれ日を星は言祝ことほ

江原先生のある誕生日、サイトでメッセージが贈れたのでそれにことつけて作った短歌。
「たづ」とは「田鶴」で、鶴の古語で歌語である。木下順二の「夕鶴」のイメージを拝借した。
理想や宝が飛び去るとしても、黄昏の人類だとしても、星、(霊界)は江原先生の人生を祝福している。そんな意味の短歌。
とても喜んで下さって、サイトで取り上げても頂けた。嬉しかった、とても。

木下順二の「夕鶴」は元戯曲であったが、後オペラ化された。日本語オペラである。
先生も出演してたこのオペラに、なんとかチケットが取れて行けることになった。病気がややぶり返し始めている時期であり、かなりムリもあったが、奇跡が重なって最初から観劇できた。
疲労困憊のシンドイ日々であって、劇場の場所すら勘違いしていたのだが、本当に、本当にギリギリ間に合った。半ば以上、後半のみ観れるだろうと思っていたが、天使がいて、助けて下さった。天使はタクシーの運転手だった。僕はこの人にどんなに感謝しても足りない。スキンヘッドで小指もなかったので、無事足を洗えていたらな、と今でも思い出すと祈る。この人でないと間に合わなかった。本当に悲しい思いをする所だったので、薬はキチンと服薬しようと心から思うことの一つの理由となった。
(正直、頭が回らない状態で書いている。不味い文章である。)
オペラは素晴らしかった。心が震えた。プリマドンナの佐藤美枝子さんが良すぎた。先生も、あれだけの忙しさでよくここまで仕上げたものだと思う。両方をサイト会員は知っているのであれだけの拍手が先生にもあったのだ。
(疲れた、寝る。)


そういえば、40代だった・・・笑
メンドクセー。なにもかもメンドクセー。
恋も仕事もメンドクセー。
日記もメンドクセー。
将来、どうやって生計立てよう?
親もきょうだいもあてにならない。
ワクチン打ってるし、そうでなくとも、頼るべきじゃない。
小説家にでもなるかな・・・。
ああ、メンドクセー。
小説は書けないことはないが、メンドクセー。
まだ、生きてる。
長げえ40年だこと・・・。
メンドクサイ。

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