愛
完璧な愛は完璧な光
僕は不完全にもそれを写す
僕の主観を排除して
己の不浄を極力除こうとして
虹色の台形をしていつか夢に現れた
愛の光
手のひらに輝いて僕は泣きそうになった
僕自身の不浄は僕自身を傷つけたが
僕自身の愛は僕を救った
完璧なものが存在する
究極のものが存在する
それは何よりの救いであった
僕の詩は僕の詩
僕以上でも僕以下でもない
下賎なものへの偏愛
尊いものへの思慕
僕以上でも僕以下でもない
ならば己を向上しよう
己を堕落させることなく
ひたすらな愛を目指そう
究極の愛があり
それを求めることが出来る
それはこの上ない幸い
それは限りない福音
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