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佐藤余白
2024年1月30日 03:02
衝動的に、短歌を作る時がある。気が向けば延々作る。一時間でも、二時間でも。ガラパゴス閉鎖的なるこの島の僕らはとても幸せだった岩塩の灯りに一人照らされて時代も夜も溶けてなくなる華の輪を冠として戴ける王の帰りを夜はひた待つ冬の夜は寒さ至りて燦めきて雪、星、月のみたりは舞いき浮遊するこのエントロピーの場を舞えるちさき砂塵の光りの扇音楽を空より聴きし楽人は弦と鍵取る夜の只中