ぼくを見て、ママ
ぼくを見て ママ
ぼくをママの1番にして
たいようみたいにあかるく
おふとんみたいにあったかく
ぼくをつつんで
ママ ママ
さむいよ ママ
凍えて しんじゃう
体が くずれて
灰になって きえてしまう
さむいよ たすけて
ママ ママ
いくら呼んでも
泣いても 叫んでも
応えてくれる人はいない
さむくて 凍えて
しんじゃいそうな ぼくのところに
ある日 おんがくが ながれてきた
君が死んでも許してあげるよ
きみの居場所がここにある
仲間がいるよ
ああ それだけで
どんなに すくわれたことか
「わかるよ」って
応えてもらえた気がしたんだ
灰のままの体だけれど
それでもまだ少し
形をとどめていられるよ
ぼくと思いをわかちあってくれる人がいるのなら
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