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この1年の変化を思い返して。

こんばんは。佐藤です。

コロナによる影響が出てから、もう1年が経ちますね。ちょっと思い出すと、昨年の2月3月、授業が始まる直前はすごい混乱の中だったことを思い出します。

それから1年が経って、身の回りのほぼ全てと言えるものの在り方が大幅に変わりましたよね。なかなか変わることができないとずっと言われてきた、僕が携わる教育という分野もすごい変わりました。

「オンラインでは授業なんてできない」なんて、最近では言ってる方がどうかしてる、と言われかねない状況ですが、わずか1年前はそれが罷りとってましたよね。追い込まれれば変わることができるんです。そう言う意味では(全てが全て良いわけではないけど)この1年の教育の変化はこれまでの歴史の上でもかなりのスピードで大幅な変化があったと歴史上に残るんではないでしょうか。

とはいえ、現場のレベルではそれもすごい大変でした。他ではすんなり導入できていることがなぜできない?と憤ることも多々あったのではないでしょうか。これはその教育現場にどんな思考様式の人たちが集まっているかによっても差があるとは思いますが、変わることに対する抵抗力はかなり強かったなという印象を覚えています。

今ではインフラと言っても過言ではない「Zoom」。当初はZoomの導入も多変でした(皆さんの現場も同じだったのでは……)。「使い方がわからない……」「安全性が……」「Wi-Fiが整っていない……」こんな言い訳たくさん聞きましたね。当初からオンライン授業は使い勝手を考えるとZoom以外考えられないと言って、推していましたが、大変でした。

他にも僕の関わる現場では「Slack」の導入も提案しましたが、最初は同じような「できない意見」が多く出ました。でも使ってみたら割と使える。使える人に聞きながら、わからないこと調べながらだったけど、これは使えるじゃん!と言う風に。

やらない理由並べてその場に止まっているより、一度使ってもらうのが早いですね。

変われる組織と変われない組織の差、こういうところだと思います。それに「えいや!」と取り組めるか、どうか。試してみて判断という姿勢があるかどうか。これはどんな組織にも通じることだと思います。このスピード感が組織の動くスピード感につながるだろうし、変化のスピードが早すぎるこの社会の動きに乗れるかどうかも関わってくると思います(他の動きやその結果を見てから判断する、という戦略ももちろんありです)。

スピードが何よりも大事、とは言いませんが、試してからどうするか決めるという、まず動いてみる姿勢はとても大事だと思います。組織の文脈でまとめましたけど、これは個人個人の意識でも通じますよね。

何より自分自身がなかなかできていないので、まさにこれは自戒を込めて。

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