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春分の日 ~大地に感謝~

3月21日は春分の日ですね。春分は占星術における元旦と呼ばれ、特に今年は「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」が重なるのでスペシャル開運日と言われています。

そして、あまり知られていませんが「春の社日」とも重なります。

社日とは、春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日のことで、産土神に感謝をささげる日です。また、春の社日は種を蒔く時期に重なるため五穀豊穣を祈願します。

最近、しきたりや暦に関する本を読んでいるのですが、私たちの祖先にとって農耕が生活の中心であり、多くの季節行事は豊作を祈願するものだと痛感させられます。

食物を輸入することができなかった昔は、自然を敬い「大地から恵みをいただいている」という気持ちがとても強かったのだと思います。

「大地から恵みいただいている」
それは現在も変わりません。
食べるものがあって初めて生きていくことができます。

私は恥ずかしながら今回初めて「社日」というものを知りました。
何も考えずにご飯を食べ、食べられることが当たり前のように思っていました。

明日は遠く離れた産土様に思いを馳せて感謝するとともに、同じく土地の神様である氏神様に参拝しようと思います。

今年一年も自然災害が少なく五穀豊穣になるといいですね。




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