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沈黙=待つ時間も必要だったことに気づいた。

息子(元不登校)が下宿に戻り、早速今日から夜の電話が再開。

電話してきてすぐ、旦那さんに電話を交代。昨日繋がらずイライラしていたWi-Fiの話をする。いい感じで電話していたので、元気になったかなと思ったら、私に電話を代わった瞬間、ため息、、、

息子、将来のやりたいことにも関連したことで一生懸命頑張っていることがある。まだ、東京にいた大変だった時期、色々と話をした中で、将来のやりたいことを教えてくれた。あの時は、信頼してくれているんだなぁと思うと嬉しかったな。

その頑張っていることが、上手くいっていないらしく、そのため息だった。

そして、私は息子が帰省中に釘を刺されたことがある。
「意見は求めてないから、ただ話を聞いてくれればいいんだよ」

だから、今日もため息の後、ぽつぽつと話すことに対しても黙って聞く。意外と次々と自分から話してくれた。一通り頑張っていることの話し終えたら、学校の話も始めた。

「学校はさ、意外と上手くいってるんだけど。前に話した時に、その子が好きだって言ってたゲームがあって。夏休み中、そのゲームをちょっとだけやってみたんだよ。その話をしたらさ、急に向こうから話をしてくるようになって、学校から帰って、1時間ぐらい電話で話をした。意外とアニメの好みとか気が合うかも。」

私「えっ?それすごいじゃん。そんないいことあったんだ。よかったね。」

息子「うん、でも最後の方疲れて来たから、返事を適当にしてたら、やっと気づいてくれて、ごめんって言って、電話切ってくれた」

息子よ、あなたは友だちができないことを悩んでいた人ではなかったのか、、、笑

「一つうまくいかない事があると、やっぱりダメかも。」

その後は、ため息ばかり。

意見をしないと思ったけど、あまりにため息しかしないので、ちょっと救いの手を差し伸べる。

私「今までもさ、大変な時あったでしょ。その時どうやって対処してきたか、方法あるはずだけど。」

息子「うん、あるよ。」

私「今さ、どんな気分でいたいって思うの?」

息子「スッキリしたい」

私「じゃあ、今その気持ちになるように、考えていけばいいんじゃない?」

息子「そっかぁ」

そこからまたため息だけになる。何にも言わなくなったけど、黙って待つ。いつもなら、電話を早く終えたいから、つい口出しするところだけど、今日は待てた。

息子「母さん、聞いてるの?」

しばらくして、息子聞いてくる。

私「うん。ため息を聞いてるよ。〇〇が気持ち落ち着くまで、こうして電話でつながっていた方がいいなら、このまま待つから。」

そこから、息子のため息も少なくなる。

しばらくして、大きく息を吐いたから聞いてみる。

私「落ち着いた?」

息子「うん。」

私「頭が疲れしまってるから、寝たらいいよ。」

息子「わかった。」

今日は、意見せずに、ただ聞く、にプラスして、待ってみた。普段も沈黙が苦手で、ついしゃべってしまう私だけど、ふと気持ちが落ち着くまで待つと言う発想が浮かんだので、それをやってみた。それが大正解だった。

本当は一人でできたらいいんだけど、まだまだ気持ちの整理をつけるのが苦手だから、つい私を頼ってしまうんだと思う。でも、意見は求めていないのだとしたら、電話をする理由は安心感を求めているのかもしれない。

去年、東京で下宿生活を始めてから、ほぼ毎日電話を日課としてきた。何度も、それでぶつかって、大声出したり泣いたり、お互い大変だった。顔を見て話せたら、違うのになと思ったこともあった。声だけだとね。

でも、今日やっとわかった気がした、息子が電話に求めていたことが。

電話が終わって、そばにいた旦那さんに「今日の電話、二人の会話が聞こえていたわけではないけど、すごくいい感じだって言うのが伝わってきたよ。うまいね。」

待つってできそうで、意識しないとなかなかできないし、信頼関係がないとできないことかもしれないなと思った。

そして、不登校にも言えるのかもしれない。子供の心の充電が満タンになるまで、待つ。つい口出ししたくなるけど、待ってあげる。ちゃんと、回復する力は持っているからね。ママは子供が満タンになった時に対応できるように、笑顔で元気にいられるように、自分を大事にする。少しづつでいいから、、、

今日最後まで読んでいただきありがとうございます。


ひとりごと
睡魔と戦いながら、何とか投稿 笑。息子が一旦戻ったので、やっと自分時間も取れそうで、コツコツと自分理解をやっている。時間はかかるけど、自分を知る作業は意外と楽しい。ここでしっかり向き合えたら、スッと一本軸ができて、ブレずにやりたいことにむかえそうだなと思えているから。今、頑張る時かも。

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