見出し画像

個人化

誰しも認知の歪みはあるのだろう。
私の場合は個人化の傾向が強く、何かネガティブな事があると自分のせいじゃないかと思ってしまう。

だから原因は分からなくても近くで不愉快そうにしていたり、ため息なんてつかれようものなら不安に向かって真っしぐら。

そうなると更に周囲に敏感になり、探したくもない不安の種を探してしまう悪循環に入る。

頭では分かっているのだ。構わなければ良い、アドラー心理学でいう課題の分離。全ての原因が自分にあるなんてどれだけ自分の存在を大きく思っているのかと。

思考と気持ちがイコールでないから困ってしまう。私の身近な所だと元妻は不機嫌を露骨に表す人であったし、母もため息をついたり、返事をしなくなるなど態度に出る。

個人化は過去の経験からくるものだと読んだ事があるが、幼少期より母の顔色を見て育ったのは大きな要因だろうと思う。

人にの歪みは訓練で治るというが、今の所上手く克服が出来ていない。
今日も用事から帰ってきた母の様子を見て、個人化の歪んだ捉え方をしてしまっている。

そういえば先日の次男のカウンセリングでも心理士さんとの話の中で次男くん、不機嫌な人が苦手と話していましたよと教えていただいた。
彼もまた個人化に苦しんでいるのかも知れない。

2人で共に克服できるように訓練が必要だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?