騙されやすいお人好しを仕事にする。
中学の時に男子とふざけて遊んでいて言われたことがある。
「お前って、いつも笑っているよな。何したって怒らないだろ?」
一瞬からだが固まったことをよく憶えている。
突拍子もない質問に、「え?」となった。何も返せなかったことも憶えてる。
「いつも笑っていちゃいけないんだ。」
その時、そう思ったのが一番先。どうしてだろう?なぜ、そう思ってしまったんだろう?
ある時、友人に言われたことがある。
「さとちゃんさ、人を騙せるくらいの人にならないとダメだよ。
なんでいつも自分の肚を見せちゃうの?騙されるよ。世の中っていい人ばかりじゃないんだよ。ほどほどに自分を見せていかないと。」
えー、そうなの?そうしないといけないんだ。
というか、自分を見せすぎていたなんて感じたこともなかった。そんな器用に自分を出したり、引っ込めたり、私にできるだろうか?そう思った。
全然関係ないけれど、わたしって、過去、個性的な人を好きになる癖があった。恋愛ね。なにかこう、ちょっと普通じゃない人を好きになる。危なっかしいところに魅力を感じちゃうからなんだけれど、、
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