技術を語るうえで

 私は、最近自分が偉いと考えてしまう技術員などに関して違うのではないかと思いました。
 これは、理由があって、技術を振り回すことをして周りの工学博士やメーカーを脅してまでやることなのかよくわからないなと思いました。自分が、技術屋としてやってきたいのはよくわかりますけど、わからない人や無知な人を捕まえてまで、説明をうるさいほどするのは違うと思いました。
 よく、現場に出てみれば、全てわかるはずです。偉いというのは、本当に全てをわかっていて話ができる事では無いのかと思います。事細かに人のことをチェックしてあげつらうことは人としてとても容易く出来てしまいます。いつも、自分が偉いと思うということは、全てのことができて、全ての技術を知ってからだと思います。
 それでも、偉そうな態度というのは世の中で、通じる人間にはなりにくいし、周りを貶めた分、自分のもとへいつかは帰ってくるし、いくら自分が偉い人と思って何でも知っている人をやっていても、やってはいけないことがいくつもあります。
 例えば、安全を守ることができる人になるためには、常に社員や職人のコミュニケーションがなってなかったら、取りづらいですし、人のことを病ましてきてまでやっているということは、指示も受けられなくなるどころか、嫌われて話すらまともに聞いてもらえなくなります。
  そうした時に、自分が悲しい目にあってしまいます。そうなった時には、自分のその先のキャリアも考えたくなくなるでしょうし、その場から逃げ出したくなります。このように、自分が知っているからという理由だけで、物事は成り立っていないことがよくわかります。
 自分が知っている知識を優しく教えることや、共有することが目的であるのに対して、横柄な態度で技術だけできている人は、ほんの少ししかいませんし、その人はとても優秀な人になっていると思います。
 何時かは、横柄な態度は自分に帰ってきて、人間が作り出すものに完璧さを求めてしまい、機械では無いので、落ち度がどこにあって、技術の限界を知った時に自分に帰ってきていつも自分が悲しい目にあいます。担当しているなら、なおさら辛いことになります。
 なるべくチームワークが向かない人にとってみれば、施工管理技士はとても厳しい仕事になりますし、自分がやった物件で失敗をしてしまえば、責任を自ら負うどころか、会社にとっても損になってしまうので、技術は知っていれば、最後までやり遂げることが一番なのではないかと思いました。

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