夫婦やパートナー間のネグレクト

 家族社会学の授業でDVやネグレクトについて学んだ時の話です。
 
 家族社会学で、DVについては知っていましたが、ネグレクトについては聞いたことがありませんでした。

 ネグレクトとは精神的にダメージを相手に与える事です。例えば、経済的ネグレクト、教育的ネグレクトなどがあります。

 それと、DVはとても密に関係していて、DVの原因とされるのがネグレクトが大いにあります。

 DVになる過程においては、経済的ネグレクトが最初に起こり、社会に出れなくなり、自由を奪って、家庭内で暴力(DV)を振るうようになります。

 最初のきっかけは浮気であったり、ほんの少し上司と二人で飲み歩いてしまって気に食わなかったりする。そうして、会社にこれなくなるように、わざわざ、会社の上司の連絡先や、会社の連絡先などに執拗に連絡をとり、悪い人だと吹聴し、信じさせ、失業や退職に追い込みます。そうすると、次は家庭の中でしか生活できなくなり、そこから、自由を奪っていきます。それは、家庭内に収まってもらい、自分が養っている気分になってやり続けます。そうしたうえに、気に食わなければ暴力を振るいます。そして、最後には共依存になり、心までその人に取られていき、自分がなくなります。

 こういった過程をみると、自分の中でも恐ろしいと思いました。授業中にこんなことを聞いて本当に怖いなと思いました。

 しかし、そのしている相手に聞いてみると、自分主義に生活をし、何時も、自分より上の人におびえ、都合が悪くなればいなくなるというご都合主義者が多い気がしました。

 見ていて、自分が良ければいいという発想で、相手はどうでもいいので、まさに傍若無人そのままだと思いました。自分のお金が無いから他人に借りるけど、返さないでうまく逃げる人達なんだと思いました。

 法律でみても、おかしいことをしているなんて気が付かないで、自分が良くて、相手を思いやらないし、話し方も自分中心でおかしいと言われているのに何も気が付かないのが不思議でした。

 確かに、自分が傷つけられているのは確かでしょうけど、相手にとっては非常に迷惑で関わりあいたくないとさえ思っている方が多いです。

 感情的になっても、共依存にまでなると、危なくなり、自分がいけない事すら気付かないし、相手も縋っていい人だと勘違いを起こし、自分の為に話してくれ、自分を思いやっていない話になります。
 
 共依存は怖いほど相手に依存し、自分も相手に依存し始めたら、何もかにも終わりになってしまうので、本当におかしいことにも気が付けなければ、依存していることにもなってしまいます。

 自分の財産や働く権利を損なわない為にも、意思疎通ができる間にやれるべきところは、やるべきでしょうし、話し合うべきです。

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