リーダーの思い切った決断がうまくいく。【sato流リーダー講座Ⅱ➄】

　コロナ対応の迷走が続きますね。先が見えない中どのタイミングでどんなカードを切っていいのか、リーダーも確信が持てず手探りの難しい舵取りだと思います。

企業も同じで、相矛盾する状況下で未知の出来事に対して舵取りを迫られることはよくあることです。

このようなとき、いろいろなリーダーシップタイプがありますが、

リーダーが覚悟を決めて思い切った決断をしたところが、うまくいっています。政策、戦略の良し悪し以上に、リーダーが「えい！」と気合を込めるほうが結果オーライになるのです。不思議な力でもはたらいているとしか思えないくらい、リーダーが信じた通りの結果になるのです。

ちょうど、水の入ったバケツをぐるんぐるんと思い切って回すと遠心力でこぼれないような具合です。

『人事を尽くして天命を待つ』とはよく言ったもので、全体像がつかみにくい未知のものや、矛盾することに対しては、十分に検討したら迷わず気合を入れることをお勧めします。