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同僚と部下の評価の違い【sato流リーダー講座⑨】


360度評価から得た知見です。

先述の「上からの評価と下からの評価【sato流リーダー講座➁】」でお話したように、

 上司、同僚、部下で、評価はほとんど同じなのですが、詳細に見てみますと、若干違います。

 上司は、「リーダーシップの強いリーダー」グループ内でも「リーダーシップの弱いリーダー」グループ内でも同僚や部下に比べて高く評価する傾向にあります。

 上司はわりと好意的にみているのですね。


ところが、同僚と部下はちょっと様子が違います。

「リーダーシップが強いリーダー」グループ内では、部下のほうが同僚よりも高く評価する傾向にあります。

そして、「リーダーシップが弱いリーダー」グループ内では、同僚のほうが部下よりも高く評価する傾向にあります。

 部下は、強いリーダーを求めていますが、同僚は、強いリーダーを厳しく評価し、弱いリーダーに甘い評価を付けるのです。

 これから先、さらに上のポジションを目指す方は、いずれは部下になる同僚への配慮が大事だということですね。

 そして、

部下は、リーダーを信頼するがゆえについてきます。ですから、リーダーは常にチーム内に信頼関係を築くことを念頭に置かないといけないということです。



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